井岡一翔がビッグマッチを希望しているようだが

井岡が本格始動=WBAフライ級

 先日WBAフライ級王者の井岡一翔が2度目の防衛戦に備えて本格
始動し、‘今年はローマン・ゴンサレスらと統一戦をやりたい’
とコメントしているようだ。

 井岡とローマン・ゴンサレスといえば当時WBA:Lフライ級王者
だったローマン・ゴンサレスにWBAミニマム級王者・八重樫東との
統一戦に勝った井岡一翔が、12年大晦日に2階級制覇を狙って挑戦
するのではといわれていたのをスーパー王者に棚上げした挙句
違約金を払って対戦を逃げたといわれる因縁のカードだ。

 これで井岡の評価はガタ落ちする一方で一昨年9月にロマゴンの
挑戦を受けてタイトルを失ったものの、昨年12月にLフライ級王者に
なって3階級制覇した八重樫東の方がボクシングファンの間でも大
いに評価されるという皮肉な結果になったわけだ。

 個人的には当時の井岡のキャリアでベストウエイトとはいえ一旦
ミニマムに落とした後に階級を上げてすぐに対戦というのは無茶な
話だと考えていたから対戦を避けても文句はなかったが、それ以降
強敵との対戦を避け続けてLフライ級タイトルを‘対戦相手がいなく
なった’という理由でフライ級に上げた事で評価を落とすのは身か
ら出たサビだと思っていた。

 だから昨年5月にファン・カルロス・レベコに判定勝ちして3階級
制覇をしても‘正規王者’のフランシスコ・エストラーダやロマ
ゴン戦を避けてと決して評価は高くないわけだ。

 当然ながら視聴率も頭打ちになってきているようでTV局側からも
‘統一戦などのビッグマッチを’と促されているようで、それに
応えてのコメントだろうが、いかんせん父親の一法会長が主導する
マッチメイクは某一家と変わらない噛ませ犬中心主義なので額面
通りには受け取れないのも事実。

 ただ本当にロマゴンやエストラーダとグローブを交えれば例え
敗れても、これまでの批判は収まるのではないかと思うのでこれ
からの対戦相手をじっくりと見守りたい。
 

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