今年のプロ野球ドラフトの結果は

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp0-191017-201910160000740

 

　今日行われた今年のプロ野球ドラフト会議では、最も注目された

大船渡の佐々木朗希が4球団競合の末に抽選でマリーンズが入団交

渉権を獲得した。

 

　また星稜の奥川恭伸は3球団競合の末にスワローズ、東邦の石川

昴弥も3球団競合の末にドラゴンズが交渉権を得るなど‘こうなれば

いいか’と思われたチームに入る事になった。

 

　面白いのは佐々木を指名したのは抽選で当てたマリーンズ以外で

ファイターズとイーグルスにライオンズのパ・リーグ4球団に対し、

奥川を指名したのはスワローズ以外にジャイアンツとタイガースの

セ・リーグ3球団とセとパできれいに分かれた事。

 

　正直言って佐々木は最速で163㌔という剛速球を武器にしている

反面、成長期にあるという事で国保陽平監督が慎重に育ててきた事

やU18W杯では国際球で血豆を作るなど細心の注意を払わないとい

けないし‘そこまでの投手か？’という疑念があるのも事実。

 

　一方で奥川は甲子園での実績もあって育成に気を使わないといけ

ない佐々木よりも素材では劣るかもしれないが、しっかり計算でき

る奥川の方がいいという事になっているのか。

 

　こうしてみるとパはダルビッシュ有や大谷翔平を育成したファイ

ターズをはじめ、じっくりとスケールの大きな選手を育てる土壌が

あるので筑波大でのスポーツ医学などを勉強した国保監督に育てら

れた佐々木にはありがたい環境だろう。

 

　走り込みや投げ込みのみで鍛える伝統的な育成法の信奉者が多い

セ・リーグのチームや、今年までライオンズのピッチングコーチを

していた小野和義のような昭和式の信奉者と絶対に合わないと思っ

ていたので逆に言えば井口資仁監督や吉井理人コーチの責任は重大

ではあるがMLB経験者の吉井コーチなら佐々木の正しい育成をして

くれるし将来的にMLBにも行きやすいのではないかと考える。

 

　ちなみに私の地元のホークスは1位の石川をクジで外したものの

右打ちの外野手・佐藤直樹を1位指名し、高校生の右の本格派や右

の技巧派サイドスローに大学生キャッチャーなど補強ポイントとし

ては悪くないと思う。