ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ウルトラ史上初の自爆技・ウルトラダイナマイトから50年
今から50年前の今日73年11月30日にOAされたウルトラマンタロウ
35話カタン星人編で、タロウは最大の破壊力を誇る必殺技ウルトラ
ダイナマイトを初めて使いカタン星人を倒す。
今回のEPはカタン星人から目潰し光線を受けて一時的に視力を失っ
たタロウがZATのウルトラベル作戦で位置を知り、最大の切り札であ
るウルトラダイナマイトで倒すという展開だが今回のEPで最もインパ
クトが強かったのが自分の体に体内エネルギーを充満・放出させ自ら
燃え上がった状態で突っ込んで相手もろとも自爆するというもの。
自爆してもウルトラ心臓が無事なら再生できるという、自身の再生
能力で復活するのだから子ども心にとんでもない技だったのだ。
最初に見た時は足など体の一部が飛んでいただけに驚いたのだが、
爆炎が晴れた時には元に戻っていたので‘何じゃこりゃ~’状態だった。
ただ今回はウルトラダイナマイトのインパクトが強過ぎて、それ
以外の事が忘れられているが名古屋章演じる朝比奈隊長が久しぶり
に登場するEPでもある。
光太郎は少女まちこに憑依したカタン星人から目潰し光線を受け
視力を失うも時間の経過で何とか復活するのだが、タロウに変身し
ても目潰し光線を受けるのだから学習能力あるのか!と思った次第。
ただZATのウルトラベル作戦で星人の頭部に巨大な鈴を取り付け
られ、その音を頼ったタロウがウルトラダイナマイトを使うという
のだからタロウワールドならではの展開。
これほどの大技を使用すると寿命が20年縮むというがウルトラマ
ンがゼットンに敗れた時に‘2万年も生きた’というセリフがあるよう
にウルトラ兄弟は長寿なのだから20年寿命が縮まるとはいえ、そこ
まで命を削る技ではないなと思うのだがタイラントのような強敵相
手に使うならまだしもテンペラ―星人編の後だから‘こんな相手に使
うのか?’状態だった。
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やはりリアルタイム当時の視聴者から見たらウルトラダイナマイト以外の印象は希薄だったのでしょうか?確かに翌週の冒頭でわざわざダイジェストを入れるくらいだから、当時は相当に凄い技としてウルトラダイナマイトを宣伝していたことが伺えます。
個人的にはサスペンスタッチの展開で始まる筋書きに前述の朝日奈隊長、そして光太郎に明らかに気がある森山隊員が少女を果敢に守って助ける展開(少し嬉しいシーンがあり…)など、漸く宇宙人編に着手した「T」による手に汗握る話という印象でした。
また朝日奈隊長が久々に登場した代わりに荒垣副隊長が欠場したのが気になった。次に隊長が出る際には荒垣副隊長は転任になって、この二人が揃うことはもうありませんでした。一緒に出なかったのは、思うに副隊長が既に現場の長を確立していたので、そこで隊長と共演させちゃうとその長が不透明になるから敢えて共演を避けたのかも?
朝比奈隊長の名古屋章氏と荒垣副隊長の東野英心氏の存在感は凄いので、敢えて共演させないとか予算的な関係もあったのかもしれませんね。
サスペンスタッチの展開も、やはり自爆技というインパクトの前には影が薄くなっていたのかもしれません。
けど両氏の共演が後半見送られたのは、時期的にオイルショョクの影響で予算が削減されたのかもしれませんね。
けど最終回で光太郎が荒垣さんにも宜しくと言及してくれたのは嬉しかったですね。
けど、今の今まで忘れていたことなんですが、上野隊員の最後の回でもあるんですよねwすっかり忘れていましたww
この頃からオイルショックの影響が出始めたみたいで、レオのMACも隊員が交代し始めた感じですね。
まぁ多忙な名古屋氏の起用に拘るなら、こういった事は仕方なかったでしょう。