サッカー天皇杯が季節感を味わうイベントだと改めて思う

決勝はG大阪と山形=天皇杯サッカー(時事通信) - goo ニュース

 サッカー天皇杯のベスト4が今日行われG大阪が清水に5-2、山形が
千葉に3-2で勝ち13日に横浜で行われる決勝に進む事となった。

 サッカー天皇杯といえば国立競技場で元日に決勝が行われる伝統
ある大会で特に決勝はサッカーがマイナーだった時代からサッカー
の試合を確実に楽しく見られるし、決勝に残ったチームと選手達は
それなりに覚える事ができていた。

 というのも70年代のサッカーは代表チームがW杯はおろか五輪に
すら出場できないため人気も低迷し、国内の試合である日本リーグの
TV中継は ほとんどなく確実に中継されるのは天皇杯のベスト4ぐら
いからだった。

 とりあえず天皇杯決勝は元日に行われるし通常の試合よりは観客も
多いので、ある意味 当時の日本サッカーで最も華のあるイベントだっ
たのだ。

 Jリーグが発足してからはBSなどでも天皇杯の試合は早くから見る
機会が増え特にベスト8ぐらいからはリーグ戦も終わっているので、
じっくりと見る事ができたし年末のカウントダウン的なイベントでも
あった。

 ところが今年はアジア杯が1月12日から始まるという事で日程が
繰り上げられ、会場も国立競技場が解体工事が始まっているため会場
も変わるという私的には初めての経験だから11月の時点で‘決勝進出’
的な報道をされてもピンと来ないのが現状だ。

 やはり身に沁み付いた季節感を拭うのは容易ではないと実感する。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (imapon)
2014-11-26 23:24:17
まったくその通り!
元旦にサッカーが見れないのはあまりに寂しいです。
それでなくても年々お正月らしさが無くなってきているのに。
2015年はアジア杯開催の関係による特別措置なのでしょうか。
2016年は元旦サッカーを見る事できるのでしょうか?
埼玉でも三ツ沢でも良いのでお願いしたいです。
あ、ごめんなさい。博多の森でも良いです。



 
 
 
とりあえず (こーじ)
2014-11-27 23:03:51
>imapon様
 来年1月のアジア杯の関係での特例のようですね。

 個人的には国立が使えなのならトラックのない埼玉が
ベストだと思います。

 トラック付きのサッカー場は聖地に値しません。
 
 
 
むしろ国内日程を見直す良い機会だ。 (テコンドーを五輪から除外しろ!!)
2014-11-29 18:09:19
僕は逆の意見だ。
興行面や既に国民に根付いているスポーツ行事の「体内時計」、更には四季を大切にする日本人特有の「季節感」を考慮すれば、天皇杯決勝は元日開催なのがベストなのかもしれない。

しかし、トーナメント戦である天皇杯の決勝戦を正月に実施すると、各クラブの活動終了時期が必然的にバラバラになる。
仮にJリーグが「秋春制」に移行しているのなら、リーグ戦を一旦中断して天皇杯決勝を正月に開催しても構わない(ちなみに、かつての日本リーグ時代はこんな感じだった)。
だが、元日開催だと所属クラブとの契約交渉で「0円提示」(=戦力外通告)をされた選手までもが天皇杯に参加することになるので、決勝戦以外の試合は必然的に盛り上がりに欠けるからだ。

個人的には、国内リーグが「春秋制」と「秋春制」のどちらを実施にせよ、日本も欧州のように国内リーグを終了して約1週間後くらいにカップ戦決勝をするのが本来のあるべき姿だと思う。
 
 
 
もう一つ理由がある。 (テコンドーを五輪から除外しろ!!)
2014-11-29 18:35:08
現行の「春秋制」での天皇杯決勝の元日開催だと、必然的に選手の休養日数が一定しなくなる弊害があるからだ。
来年以降の国際Aマッチデーは2月に開催されなくなるで今のところフル代表には支障は無い。
だが、来年度の天皇杯の決勝を2016年元日での開催に戻すと、手倉森誠監督率いるリオ五輪代表は影響を受ける可能性が十分に有る。

というのも、リオ五輪アジア最終予選を兼ねる第2回AFC U23選手権が2016年1月12~30日にカタールの首都ドーハで開催が予定されているからだ。
日本(というより東アジア勢)にとって1月は国内リーグがオフシーズンの真っ只中なのでコンディション調整に苦しむのは目に見えている。
ましてやカタールでの開催だから、試合勘や体調面では明らかに日本は中東勢に比べて不利だ。
実際に今年1月にオマーンで開催された第1回AFC U22選手権では中東勢に上位3位まで独占を許し、日本も準々決勝で天敵イラクに0-1と粘ったがスコア以上の内容で敗れた(ただし、この大会の日本は規定よりも2歳若い現在のU21代表で臨んだ)。

更には、リオ五輪アジア最終予選は「国際Aマッチデー」に設定されてないのだから、協会側に海外組の選手(スイスリーグのヤングボーイズの久保裕也、ブンデスリーガのドルトムントの丸岡満、フライブルクの木下康介)を招集する権限が無く、所属クラブの同意が無い限りは不可能だ。
つまり、日本は必然的に国内組中心の編成となるのは必至だ。

だからこそ、日本は今年みたいに天皇杯の日程を変更して12月中旬までに終わらせるなど、各クラブの活動終了時期をなるべく揃えるべきだ。
ただでさえ、今のリオ世代はU20W杯の出場を連続で逃し、仁川アジア大会でもベスト8に終わるなど国際経験が著しく不足している。
ましてや、リオ五輪アジア最終予選のレギュレーションは日本が近年苦手にしている「セントラル方式」での実施だ。
短期決戦は序盤で躓くと命取りだからこそ、五輪代表チームの合宿期間をしっかりと確保しないと6大会連続の五輪出場は本当に厳しくなる。

フル代表選手と違って、五輪世代の選手は今の時点では各クラブの主力選手ではないとはいえ、協会は次世代の強化を真剣に考えているのなら、せめて来年度だけでも天皇杯の日程は柔軟に対応してほしいと思う。
 
 
 
五輪を大事にするなら (こーじ)
2014-11-29 22:35:56
>テコンドーを五輪から除外しろ!!様
 確かに五輪出場を重要視するならば来年も天皇杯をずらすか、U23の選手を出場させないなどの配慮が必要になりますね。

 こういう事は五輪大好きのマスコミがPRするべきでしょう。
 
 
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