先週OAされたウルトラマンエースの17話・ほたるが原の鬼女では超兵器の
TACセブンというミサイルをTACが輸送し、ヤプールが妨害しようとする話
だった。
先日も扱ったが超獣ホタルンガにダメージを与えるミサイルだったので かなり
の威力を持つし、ヤプールが脅威に思うのも当然だったので妨害をしかけて来た
のだろう。
そして このEPの脚本を見ると上原正三作品で、超兵器を輸送するという話は
これで3作品目になる。
最初がウルトラセブンの28話:700キロを突っ走れ
高性能爆薬スパイナーを実験場までラリーに紛れて運ぶという話で、ダンと
コンビを組むのはアマギ。
アマギには子供の頃に近くの花火工場が爆発した時のトラウマがあったという
バックボーンや、それを克服させるためにキリヤマが取った措置なども描かれて
いるしラリー中に正体不明の敵が人間爆弾や地雷などの妨害工作を行うのだ。
続いて帰ってきたウルトラマンの37話:ウルトラマン夕日に死す
1滴でタンカーを爆破し威力はニトログリセリンの6000倍で、タバコの箱ほど
の量で富士山を吹っ飛ばせるという脅威の液体火薬・サターンZを輸送しようと
したが、トンネルを出た所でブラックキングの襲撃を受け隊員達が応戦している
間にナックル星人から輸送車ごと運び去られてしまう。
つまり いずれも超兵器を輸送しているのを敵から襲撃されるという内容だから
‘似たテーマだな’と思っていたら案の定、3作品とも上原正三作品だったのに気付
いたのだった。