組手争いがないパラ柔道なので


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20210829-OHT1T51072

 日本人選手の活躍や好記録続出で大いに盛り上がっている今年の
東京パラリンピックも今日で競技日程の半分が終わっているのだが、
驚いたのは柔道競技で日本は金&銀メダルを逃し男女1階級づつの銅
メダル2個に終わった事。

 柔道は日本発祥の競技だしメキシコで1度外れたものの64東京以
降ボイコットしたモスクワ以外必ず金メダルを1つは取っていたの
で、最低でも1個は金メダルを取りメダル自体も複数取っているの
で普通ならば‘ニッポン柔道惨敗!’という事になるのだろうがマス
コミはそこまで騒いでないのが実情だ。

 ただし実際に柔道競技の中継を見ていたらパラ柔道は通常の柔道
競技とは似て非なるものと実感したし、こういった結果でも仕方な
いかと思ったりする。

 パラリンピック柔道は視覚障碍者の種目であり通常の柔道と違う
のは組んだ状態から始まるため当然ながら組み手争いがなく、開始
と同時に技のかけ合いが始まるわけで途中で両手が離れた場合‘待
て’がかかって組み直すというのが特徴になっている。

 こうなると体格に劣る日本人は組み手争いで優位に立たないと勝
ち目が薄いわけだし特に出入りの激しい軽量級では、かつての谷亮
子のような戦い方ができなくなるという事になるわけだ。

 だから日本人選手が苦戦するのは当然で男女13階級で銅2つでも
‘惨敗’とは言いづらいし、アゼルバイジャンが男女13階級中6階級
制しているし複数の金を取ったのはウズベキスタンとイランの2個
というのを見てもレスリングの強い国が強いというのも何となく
象徴的だ。

 こうしてみるとルールが少しでも違うと、結果が大いに変わって
来るというのが分かる今回のパラリンピック柔道だった。

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