国際試合で勝つには‘しっかり振れる打者’を育てるべき

【侍ジャパン】4試合で29失点 強化試合の投手成績一覧

 来年3月に行われるWBCの強化試合が10日から昨日までメキシ
コとオランダ相手に2連戦づつ行われ、メキシコとの初戦には敗
れたものの残り3試合は3連勝して通算3勝1敗で終えた。

 ただし3勝1敗という数字とは裏腹に4試合で29失点しただけで
なくオランダには初戦が土壇場で相手エラーで追い付き、2試合
目は6点差を追い付いてのタイブレークによる勝利で不安感倍増
の4連戦だった。

 巷で言われている国際球への順応力がない選手が多かったとい
う事以外に、シーズン終了後でオフモードに入ったり秋季キャン
プでの疲労を引きずった選手が多かったというのもあるだろうが
投手陣を見ていると石田健太や田口麗斗のように腰が引けた投球
をしているのが目立った。

 メキシコやオランダの打者は決して一線級が来ているわけでは
ないのだが、上位下位くまなく鋭いスイングをしっかりしてくる
わけで投げミスを恐れて特に追い込んでから決め球を打たれると
いうパターンが多いのだ。

 特にセ・リーグの場合は中心打者以外ファイターズの中島卓也
のようにファウルで粘り球数を投げさせるタイプが称賛される
一方で、今回対戦したメキシコやオランダの打者のようにしっか
り振るタイプは‘大味な打者’とネガティブに語られるケースが
多い。

 やはり国際球で結果を残すには しっかりと振る打者でなければ
ダメだしノーアウト1塁でバントをして、1点づつ積み上げていく
スタイルでは最早勝つのは厳しくなっているのを考えると各チー
ムは特にクリーンアップを打つ打者には柳田悠岐のように しっか
りと振らせるように指導する必要があるのではないか。

 国際試合を勝ち切るには1-0勝ちというのは考えない方がいい
ぐらい世界の打力はレベルアップしているのだから。

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