ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ギンガメ編は一味違った再生怪人編
今から50年前の昨日72年10月14日にOAされた人造人間キカイダー
14話ギンガメ編は、東映作品あるあるの再生怪人復活編だが通常の
再生怪人編と違うのが蘇った13体のダークロボット中グリーンマン
ティス・オレンジアント・ブラックホースの3体にギンガメの4体が
キカイダーと戦うというもの。
他のグレイサイキング以下のダークロボットはギンガメの咬ませ
犬としてやられてしまうわけで、OA当時は子供心に14体が束になっ
てかかればキカイダーもやばいのではないかと思っていただけに3
体に減った時は拍子抜けしたものだ。
ただ大人になってから妙に納得したのが、脚本が後半のメインラ
イター・長坂秀佳氏だった事である。
基本的に70年代前半の東映作品のメインライターの多くが伊上勝
氏が担当しており、再生怪人編もメインライターが担当するケース
が多い。
だから情報雑誌で10月14日の14話は再生怪人編にも拘わらずサブ
タイトルが‘、大魔神ギンガメが三怪物を呼ぶ’というタイトルには3
体しか復活しないのか?だった。
ところが番組が始まるとグレイサイキングからピンクタイガーま
で一応復活するのだから‘?’だったのだが、いきなりギンガメと戦
い始めて結果的に3体に絞られたという形。
たしかに14体も登場すれば絵的にもゴチャゴチャ感が拭えないわ
けで、とりあえずギンガメはダーク新破壊部隊という名目から旧破
壊部隊よりも強いという事を視聴者に印象付けるために行ったので
はないかと思ったりする。
これウルトラマンAの妖星ゴラン編で復活したムルチが超獣ドラ
ゴリーとぶつかってムルチがドラゴリーにバラバラにされてしまう
シーンや、タロウ1話で超獣オイルドリンカーが怪獣アストロモン
スに食われてしまう事で‘超獣は怪獣より強い’‘タロウの怪獣は超獣
より強い’という事を印象付けたのと似ている。
まぁこれも長坂氏ならではのアイデアの賜物ではないかと思うし、
十把一絡げでキカイダーにやられるよりいいと思ったのかもしれな
い。
とはいえ復活したダークロボット達が‘プロフェッサーギル蘇らせ
ていただき、ありがとうございます’‘早くキカイダーと戦わせて下さ
い’と言うのに対しギルが満足げに頷くシーンは、自分達がプログラ
ミングしたセリフをそのまま言っているのに喜んでるのか?と子供
心に違和感を持ったものだ。
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2代目ゼットンも、初代より強化されているが、バリヤーなどは使わなかった。ジャックにあっけなく倒された。
再生キャラは今日かパワーアップして甦ったものの、あっさりやられるというのはもはお‘お約束’ですね。