昭和キャラの魅力を増幅させているブレーザー

 最近のウルトラに登場する昭和ウルトラ怪獣が多々登場するのは
メジャーな怪獣なのに対し、前半のウルトラマンブレーザーに登場
するのは
カナン星人・ガラモン・ガヴァドンの3体。

 御存じのようにカナン星人はウルトラセブン、ガラモンはウルト
ラQ、ガヴァドンはウルトラマンに登場した怪獣&外星人だがオリ
ジナルはガラモンを除いて決して強いとは思えなかった。

 ところが少なくともブレーザーでのガラモンとガヴァドンはオリ
ジナルでは描けなかったような強さを見せており、
ガヴァドンAは
オリジナルでは戦わずして寝ているだけという設定だがブレーザー
版のガヴァドンも寝ているだけでも爆弾を始めブレーザーの武器が
通じないのだ。

 ガラモンに至ってはオリジナルに出てくるチルソナイトという物
質でできた隕石に入って飛来するのだが、地球の科学ではは破壊で
きないという特徴がある。

 そこでロボット怪獣という設定を生かしチルソナイトでできてい
るという事から、体表のトゲでアースガロンの装甲を貫くという凄
さを持つ。

 一方で腹部は殴打されても衝撃が拡散し無力化されるのでブレー
ザーすら大苦戦を強いられる。

 またカナン星人もオーロラ光線で、機械類に人類への反乱を起こ
させるなどオリジナルよりも断然脅威だった。

 こうしてみるとブレーザーの制作者はオリジナルキャラの能力を
最大限に生かし、オリジナル版では描けなかった魅力をさらに発展
させておりカナン星人・ガラモン・ガヴァドンへの愛情が溢れてい
ると思う。

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