霧が出た朝は

　7月下旬から行っている早朝ウォーキングでは5：40ぐらいに出
かける頃は、まだまだ夜が明けてなく星が出ているのだが一昨日
は前日雨が降っていたという事もあり霧が凄かったのだ。

　霧が出ていると前が前方が見えづらいという事になるわけで歩い
ていても意外にスリルがあるし、雲の中を歩いている感覚で妙に楽
しい一方で気を付けなければいけないのは前から来る車が気付いて
くれない可能性がある事。

　それと早朝ウォーキングの時は通常の道を避けてなるべく車が入
らない裏道を行く事にしているのだが、ただでさえ6：00前は夜が
明けてない暗い時間に霧まで出ていると立ち位置が分からなくなる
リスクがあるもののそれ以外は楽しいのだ。

　さて霧の中を歩くと雲の中を歩いている感が強く子供の頃は雲の
中を歩いてみたかったので大いに憧れていたのだが、それを実際に
できたのが6年前の4月に雨の中で英彦山に上った時に当初は上まで
行くと雲の上になっていたのが麓の雨が止んだ事から雲が上がって
きて頂上が雲に覆われたため心ならずも雲の中を歩く事になった。

　ちょうど英彦山の南岳から中岳まで歩いていく最中だったので、
一歩間違うと危ないため行き慣れた道だったからよかった。

　また30年ほど前に行っていた早朝野球で年に1度ぐらい霧の中で
の試合を行った事があるわけで、こういった時のセオリーとして必
ずジャンケンに勝って先攻を取る必要があった。

　霧は晴れるもので霧が出ている間に攻撃をした方が有利だが気を
付けなければいけないのは、フライを上げると上空は霧がないので
取られてしまう事からフライは厳禁だった。

　霧の中を歩いていると、こういった事を思い出すのである。