前後編のフォーマットが通常と違うネクサス

 ウルトラマンネクサスという作品は基本的に1つのEPを最低
2話は使って進行していくわけだが、2話で1つといえば前後
編というフォーマットになる。

 基本的に前後編作品ならば前編のクライマックスで‘次回へ
続く’で終わり、後編の冒頭と最後にヒーローの戦いのシーン
が見られるケースが多いわけでウルトラセブンのキングジョー
編が嚆矢になっている。

 ところがウルトラマンネクサスの場合フォーマットを大胆に
いじっているので、前編のラストから後編の最初と最後という
パターンとは違うケースがある。

 つまりネクサスは前編では中間CM前にウルトラマンの戦いを
終えて後編の最後まで登場しないというパターンがあるのだが、
ゴルゴレム編ではコレを上手く使ってウルトラマンの登場を極
力抑えているわけだ。

 EP19でゴルゴレムと最初に対決した後にクロスフェーズ・ト
ラップを仕掛けて失敗し、後編となるEP20では冒頭で2度目の
戦いとなりゴルゴレムプロボセスを切断されて逃亡したものの
ラストで倒されるというのが通常の展開だった。

 ところがメタフィールドを展開した途端にウルトラマンは力
尽きて倒れて更にEP21に続くのである。

 ちなみにEP21の冒頭でゴルゴレムをようやく倒すとEP22の
ラストで変身して飛び立つシーンまでウルトラマンは登場しな
いのだから、EP20でゴルゴレムを倒してしまうと残りの時間が
ウルトラマンなしになってしまうので こういった展開になるの
ではないかと思った次第。

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