今日BSプレミアムでOAされた たけしのこれがホントのニッポ
ン芸能史は刑事ドラマ編がテーマで、たけし達が刑事ドラマを独
自に解析していく内容だった。
この中でコーナーにもなっていたのが太陽にほえろの劇伴で、
作曲者の大野克夫や井上堯之が登場して石原裕次郎に曲を披露
した時の話など興味深いものだったし劇伴の音楽を聴いてシーン
を当てるクイズまであったのだから驚いた。
これらの問題は いずれも定番曲ではなくゴリさん殉職シーン
の曲など、そのEPを見てないと分からないネタなどが満載で両
方共に外してしまったのだ。
そして太陽にほえろの劇伴は名探偵コナンに受け継がれた話ま
で出て来たので5年程前に扱ったネタも思い出す事になったわけ
だが、やはりというべきかコナンの原作者・青山剛昌からの依頼
により劇伴を担当したという事が語られていた。
ちなみに大野克夫氏の劇伴といえば太陽にほえろだけでなく、傷
だらけの天使や寺内貫太郎一家などでも使われており特に傷だらけ
の天使では最近 再放送があったりしたので聴いていると‘なるほ
ど’と思ったりするものだ。
そういえばキーハンターやGメン75の劇伴は菊池俊輔だし七人の
刑事はルパン三世第1シリーズなどの山下毅雄など定番曲がある中
で、大野克夫バンドの劇伴は他の刑事ドラマにはない独特のものが
あって刑事ドラマの雰囲気を変えたわけだから功績たるや素晴らし
いものがある。
大野氏の劇伴は名探偵コナンにも受け継がれて現在でも世代を
越えて親しまれているし、現在聴いても全く違和感がないのも凄
い事で氏の音楽の先進性に感心するものだ。