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こーじ苑
無敵艦隊世界を制す
スペインが初優勝、W杯 延長1―0でオランダ破る(共同通信) - goo ニュース
W杯ファイナルはスペインが延長の末1-0でオランダを下して悲願の初
優勝を飾った。
試合はスペインがボールを支配しオランダが切り返すという展開で進み、
2度ほどロッベンがGKと1対1の状況を作るが いずれもカシージャスの好
セーブに阻まれ得点ならず。
延長に入って1日休みが多かったオランダの方にアドバンテージがある
かと思われたが、意外にもスペインのペースで試合が進み109分にオラン
ダは2枚目のイエローカードを貰ったハイジンハが退場で10人になる。
そして116分にセスクからのラストパスをPA右で受けたイニエスタが決めて
遂に先取点を挙げ、そのまま逃げ切った。
ともに‘スペクタクルなサッカーをするけど勝負弱い’と言われたチーム
同士の顔合わせとなりリスクを避けて後ろの6人で守り前の4人で攻めて
2点以上取って勝負に拘るオランダに対し、パスが回るけど崩しきれずに
決定力不足でトーナメントに入ってからは1-0続きでもスペインは自分
達のスタイルに拘るという対照的なアプローチで臨んでいた。
つまりスペインはリーガ・エスパニョーラのバルセロナスタイルで臨み2年
前のヨーロッパ選手権でも優勝していたが、昨年のコンフェデでアメリカに
敗れ バルセロナもチャンピオンズリーグのSファイナルでインテルのリアク
ションサッカーに敗れていたのをみるとボールを徹底的に保持して攻めまくる
スタイルの限界か?と思われていた。
実際W杯の初戦でスイスをボールポゼッションで圧倒しながら1発に沈み
0-1で敗れて黒星スタートとなった。
過去の大会で初戦で敗れたチームの優勝はないというジンクスがあった
ものの これを見事に覆した事になるだけでなく、インテルに代表される堅守
速攻スタイルに主導権を渡さない優勝になったわけだ。
今回のファイナリストであるスペインやオランダのこれまでの戦いを見て
いると‘スペクタクルと結果は両立しない’という事が まことしやかに言われ、
4年前にスーパースターを並べて優勝候補筆頭だったにも拘わらずベスト8で
姿を消したブラジルが今回は守備的なスタイルでW杯に臨んだのを見ても
スペクタクルと優勝の二兎を狙う難しさが分かる。
その困難な事にあえてチャレンジし決勝トーナメント4試合は全て1-0
ながらボールを圧倒的に支配するというスタイルで見事に優勝したスペイン
の偉業は大いに讃えられるだろうし、まさに無敵艦隊の名に恥じない戦い
ぶりだった。
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