バンクーバー五輪6日目:Sスケート男子1000m惨敗

スピードスケート、小原が17位 1000m、長島は37位(共同通信) - goo ニュース  

 今日は世間を騒がせた国母和宏が出場するスノーボード男子HPが注目
されたけど、個人的には一昨日 銀と銅の複数メダルを獲得した男子スピ
ードスケートの1000mに興味があった。

 清水宏保が昨日の新聞の観戦記で
1000mにも強くないと勝てないのが2本揃える五輪の500m’
記していたが、実際 中距離が本職の牟太釩が金で1000mの日本記録を
持つ長島が銀、1000mを滑れない加藤が銅というのも分かる気がする。

 そこで今日の1000mを注目していたのだが、スタートリストを見た瞬間
‘こりゃダメだ’と思った。
 というのも有力選手が入る整氷後の第2グループに1人もいないのだ、
ライバルの韓国勢は3人いるのに・・・・・

 そして結果は小原唯志の17位が最高という惨憺たるもの。
 500m銀で1000mの日本記録保持者・長島圭一郎が2度のスタートトラブル
でペースを乱されるという不運はあったが、あのレースぶりでは入賞すら
厳しいだろう。
 なぜなら500の練習ばかりしていたというのだから。

 金は1500m出身のシャニー・デービスで銀は牟太釩というのが象徴的で、
解説の黒岩氏が‘昔は1000mは500mと掛け持ちの選手ばかりで1500m
出身は珍しかったのに’と言っているように1000mは1500mのスプリント
力がある選手の種目になっている傾向が加速している。

 日本の企業も500mばかりに力を入れずに
中長距離を強化しないと日本のスピードスケート
は大変な事になると思う。

  さてスノーボード男子HPだが、予選で青野令と国母が それぞれ40点台を
出して全体の3位・4位通過でファイナル進出を決め、工藤洸平も37点台で
S ファイナル進出と全員予選落ちしたトリノを上回った。

  ただし工藤はSファイナルで敗退し、ファイナルでは国母・青野は2度とも
最後の着地に失敗して国母が8位入賞・青野が9位に終わった。

  やはり優勝候補筆頭のショーン・ホワイトの強さは際立っていて国母に
するとホワイトに勝つための大技で勝負に行ったのだろうが・・・・・
 安全策を取っても予選の成績は42,5でファイナルで3位のポイントが42,8
だから届かないのだ。

  ただトリノが予選落ちだった事を考えれば進歩したという事だろう。

 ショートトラックは男子1000mが行われたが、かつてのお家芸の面影なく、
2人とも予選敗退。
 なんだか今から悲惨な結果になりそうだ。

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