白鵬の8度目の全勝優勝は素晴らしいけれど

白鵬、8度目の全勝=大鵬に並び最多―大相撲(時事通信) - goo ニュース

 昨日千秋楽を迎えた大相撲秋場所は横綱の白鵬が大関の日馬富士を
破って8度目の全勝優勝を飾った。

 そして11月の九州場所では双葉山の69連勝への挑戦となるのだが順当に
行けば7日目で69連勝を賭け、中日で新記録の70連勝に挑戦する事になる。

 となれば観客動員の低迷に悩む九州場所にとっては、ご当地力士の魁皇
と並ぶ看板となるので10数年ぶりに満員御礼が期待されるので九州場所の
関係者達にとっては吉報になるのだろうがファンとしては複雑な気分である。

 つまり白鵬の連勝継続と魁皇の九州場所の出場が2枚看板となるのだが、
ハッキリ言って‘他の力士は何をやっている’という感じになるのだ。

 たとえば琴奨菊。
 来場所は ご当地場所の九州場所で本来なら魁皇に取って代わる存在と
して活躍してなければいけないのに、9勝しているものの三役なら評価でき
るが前頭3枚目で4枚目の徳瀬川や6枚目の朝赤龍に敗れているなどムラが
多すぎる感が強い。

‘永遠の大関候補’の稀勢の里は小結で7勝8敗と負け越すし、どうやら関脇
で 11勝を挙げた栃煌山の方が来場所以降の成績如何では栃煌山の方が
大関候補と言われる可能性は高い。

 大関陣は琴欧洲に把瑠都、日馬富士は いずれもケガ持ち。
 特に日馬富士は3人の中で最も有望だと思っていたし、かつては白鵬にも
何度も勝っていたので連勝ストッパーとして期待されていたがケガ持ちの
ために立会いのスピードがないのが残念だ。

 今のままでは九州場所で無人の野を行くような勢いで突っ走る白鵬の独走
を許してしまう事だけは間違いないだろう。
 強力なライバルがいないというのは白鵬にとっても好ましい事ではないの
だから早く誰かに出てきて欲しいものだ。 

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