地底での隊員達サバイバルといえば

 ミラーマン28話の我が友フェニックスでのメインは火山脈で生き埋め状態に
なったジャンボフェニックスの脱出劇で、機外温度が急上昇する中でのSGM隊員
達のサバイバルが印象的だ。

 
 生き埋め状態になったものの幸いにして故障箇所が判明したため搭乗して
いる隊員達総出で修理に当たるのだが、最初に倒れるのが女性隊員の野村由起
で続いてタフガイの藤本が自分の担当箇所を終えて力尽きる描写が秀悦だ。


 そして最もひ弱そうな学者肌の安田が最後まで頑張るというのも悪くないし
何より狭い閉鎖空間で油&汗まみれの隊員達の姿が胸を打つ。


 基本的に隊員達が遭難し狭い閉鎖空間で生き残るため悪戦苦闘するという
のは地底モノが多く、例として挙げるとウルトラマンのゴルドン編やセブンのギラ
ドラス編にエースの
アリブンタ編が印象深い。

 地底での遭難は空気が乏しいだけでなく高温にも悩まされるわけで、火山脈の
高熱の中で苦闘するといえばギラドラス編の印象が強いのだが脚本が今回同様
若槻文三だというのも氏の得意分野なのかもしれない。


 少し趣向を変えているのがギラドラス編は完全に地底の奥深くでマグマライ
ザーに搭乗している隊員の中にモロボシ・ダンがいたのに対して、当然ながら鏡
京太郎は乗り合わせてないし上からの土砂崩れに巻き込まれての遭難という
違いだろう。


 だからセブンは あっさりとマグマライザーを抱えて地上に脱出したのに対し
ミラーマンはジャンボフェニックスを探している最中にゴルゴザウルスから襲撃
されて救助もままならないという視聴者に訴えかける演出があるし、特にミラー
マンが戦っている すぐ側に埋まっているにも拘らず救助に行けないというもどか
しさがある。


 だからこそ最後にミラーマンがジャンボフェニックスを覆っていた岩石をどけて
立ち上がるように促すシーンに感情移入してしまうし、キャノビー越しに陽の目を
見た村上が隊員達を起こしながら歓喜の声を上げるシーンは他の作品以上に
生還した喜びが滲み出ていた。

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コメント
 
 
 
あな悔しや (柴田真紀)
2012-06-27 23:42:02
おおまかなプロットは覚えているのに、
こーじさんが記載したシーンは、
全く覚えていまへん……↓

うーん、DVD購入しっよかな~。
でも来月、佐々木剛さんのイベ行くし、
イケメン舞台あるし、
ちょいムリぽ←
 
 
 
レンタルでは? (こーじ)
2012-06-28 22:04:59
>柴田真紀様
 とりあえずレンタルで見るというのが現実的かも しれませんね。

 SGM全滅編からスタートし、ミラーマンを太陽にぶち込めまでがミラーマンで力作揃いですから この間のDVDを借りるといいのでは?
 
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