オマージュたっぷりの怪奇大作戦ミステリーファイル

 先週に続き怪奇大作戦ミステリーファイルがOAされ半分が終わったのだが
オリジナルから見ている私にとってオマージュのようなシーンやBGMが満載
なので、その度にニヤリとしている。


 特にBGMはギララの逆襲で伊福部昭、ウルトラゾーンやネオウルトラQでは
宮内国郎、
電人ザボーガーでは菊池俊輔のスコアを現代風にアレンジしている
福田裕彦が、山本直純&玉木宏樹のオリジナルスコアを絶妙なタイミングで
流してくれているので かなり心地よく見る事ができる。


 例えば1話の血の玉では事件が終わった後にフォスターの野ばらが流れるの
だが、野ばらはオリジナルの3話・白い顔の中で実験中に大火傷を負った顔を
包帯で隠して山荘で娘と隠れるように暮らしていた水上幸一郎博士がピアノで
ひいていた曲。


 また難病の娘を救うために人体実験をしているというのは死神の子守唄で、
オリジナルでは人体実験をしていた博士が逮捕され白血病の京子が死ぬのに
対し今回は博士が死んでいる。


 2話の地を這う女王では牧と犯人一味の天野恵子が くずきりを食べるシーン
では京都買いますで使用されたようなBGMが流れ、劇中で使われたような
セリフも出てくるしアリの大群から襲撃されて全身が真っ黒に変色していくのは
美女と花粉で被害者の皮膚が黒色化して変死するシーンを思い出す。


 最後にマインドコントロール機械を使って脳波でアリの大群を操っていた天野
恵子の意識が戻らないままというのは24話の
脳波変調機で強制的に精神異常
者になってしまった美川冴子のような感じだ。


 こういう描写やBGMを使ってくれるのはオリジナルの頃から見ている者としては
嬉しいものがある。

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