長男が ごんぎつねを習い始め

 長男のクラスでは10月下旬から国語の教科書も下巻になり、最初に習い始
めたのが ごんぎつね。

 これは我々が小学校の時に習った教材だ。

 私が小学校の時に習ったとのと同じ教材といえば長男が2年の3学期にスーホ
の白い馬
を、今年の4月に白い ぼうしが あるのだが ごんぎつねは今でも大いに
心に残る名作だろう。

 ひとりぼっちのイタズラ好きの小キツネが いつものように百姓の兵十が取った
魚やウナギの入った魚篭の中身を捨ててしまったものの、実は兵十の母親が
死ぬ前に食べたがっていただろうというウナギを捨てた事を悔いてお詫びを
しようとするのだが・・・・

 という内容で人に施す善意の難しさが描かれている。

 子供の頃に読んだ時は ごんぎつねが最後に撃ち殺されるので かわいそう
だと思ったのだが、大人になって長男が読んでいるのを聞いていると 日頃の
行いというか あれだけ人の迷惑になるイタズラをしていたら恨みも買うだろうな
とも思ったのだった。

 ちなみに現在OAされている妖怪人間ベムでも人のために尽くしているにも
拘らず、人間達に分かってもらえずに迫害されるという図式と似ているような気も
するのだ。

 それにしても この作品は20ページと妙に長いので長男が全部読んだ場合は
10分ぐらい かかる代物で、悪い事に音読は全ての宿題の締めに行うので私が
聞いやるケースが多いのだ。

 しかも昔の話なので‘菜種がわら’‘はりきり網’‘お歯黒’‘かみしも’など長男
に とって難しい単語が出てくるケースが時々あって、それをチェックするだけで
なく その単語を説明してやる必要もあるから通常の音読に比べて大変だ。

 まぁこういうのも親子のコミニケーションになるから いいかと思っている。

 余談ながら光村図書のHPにある教科書クロニクルによれば私が小学校の時に
習ったのと同じ教材として、5年では‘ねむりに ついて’‘木龍うるし’‘母ぐま子
ぐま’6年では‘自然を守る’‘ゆずり葉’‘との様の茶わん’があったので、これから
も昔を思い出して音読を聞くのを楽しみにしたい。 

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