藤岡が初完投勝ち=プロ野球・ソフトバンク―ロッテ(時事通信) - goo ニュース
昨日ヤフードームで行われたホークス-マリーンズ戦でホークスはFA移籍して
きた帆足和幸が2回2/3で4失点しマリーンズのルーキー・藤岡貴裕に4安打
1点に抑えられて1-5で完敗した。
3月30日の開幕以来これで5チーム全てと1回りの対戦が終わり15試合で
9勝5敗1分で2位のマリーンズに対し0,5ゲーム差を付けての1位。
バファローズとライオンズ相手に3連勝しファイターズにも2勝1敗で勝ち越し
たのに対しイーグルスに1勝2敗でマリーンズには2敗1分と負け越したのだが、
個人的に今シーズン優勝争いのライバルになると思われるライオンズとバファ
ローズ相手に3連勝したのは大きいだろう。
特にライオンズは2勝7敗とスタートに失敗して本調子ではないという側面が
あるものの昨年のように終盤しっかりと結果を残して来るチームだけに前半のう
ちに叩いておかないといけないから敵地での3連勝は大いに価値がある。
昨シーズンオフに補強して戦力ダウンがないといわれるバファローズも新戦
力がこなれてない中でのホームの連戦とはいえ3連勝できたのは大きく、この
2チーム相手の3連勝がなければマーリンズ相手の2敗1分は痛手になるところ
だった。
仙台でのイーグルス戦は強風で雪が舞う中でのディゲームと慣れない条件
での試合だけに ある意味ハンデ付きの試合だったから負け越しは仕方ないし、
勝ったのが現在2軍に落ちたピントの時だっただけに拾い物の勝利で下手した
ら3連敗がありえた中での1勝2敗だから価値がある。
価値があるといえば今回のマーリンズ3連戦も成瀬・唐川・藤岡と強力な表
3本柱相手に初戦でウィリー・モー・ペーニャのHRで引き分けに持ち込んでいる
わけで、これがなければホームでの3連敗という最悪の展開になるところだった。
とにかく3連戦を2勝1敗ペースで乗り切る事がペナントを制する最重要課題
なので、バファローズ&ライオンズ戦の3連勝があったからこそ、イーグルス&
マリーンズ戦通算1勝4敗1分でも お釣りが来ている。
投手陣では森福とファルケンボーグが登板した試合は全勝というのが何より
で、この2人を投入して負ける事が最悪の展開なので彼らが登板する試合は
全て勝つというのが これからも最重要ポイントだろう。
打線は4番に座った松中信彦が15試合で僅か1打点という最大のガン。
ヒットを打ってもランナー不在の時が多く、ランナーを置いた時には進塁打すら
打てないという体たらくにも拘らず7日のライオンズ戦で石井一久相手に相性が
悪いという事でスタメンを外されて不満を漏らしていたようだが今の現状では
スタメンから外れても当然だろう。
松中を いつスタメンから外せるかが これから最大の見所かもしれない。