男子バレー日本代表の30年ぶりブラジル撃破に思う


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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp6-230622-202306220001233

 日本時間の昨夜フランスのオルレアンで行われた男子バレー・
ネーションズリーグ予選ラウンド7戦目で、世界ランク7位の日本
は2位のブラジルにフルセットの末に勝って7連勝を飾った。

 試合は第1S&第2S共々前半から中盤にかけて広げたリードを終盤
に追い上げられるも25ー23、25ー21と連取するがブラジルも反撃し
第3S&第4Sを18ー25、22ー25と落として迎えた最終セット。

 立ち上がりから日本がリードする展開で先にマッチポイントを握
るも追い付かれて3度目のデュースの末、18-16で粘るブラジルを
振り切って93年のワールドリーグ以来30年ぶりのブラジル戦勝利を
挙げたのだった。

 第1Sからサーブが好調で3連続ポイントを挙げるなど2セットを
連取するも粘り強いブラジルも追い付いて2-2になった時は、や
はり善戦止まりなのか?と思ったし常にリードを奪う展開だった
もののマッチポイントで石川祐希が外して追い付かれたし時点で
負けを覚悟したのを勝ち切ったのは大きい。

 昨年の世界選手権の準々決勝でフランスにフルセットの末、先に
マッチポイントを握りながら敗れた苦い思いを払しょくできたのだ
から1段階レベルアップしたのが分かる。

 もっとも72ミュンヘンの金メダルを知っている我々にしてみると
ブラジルは64東京から76モントリオールまで勝って当然の相手で、
負けるイメージはなく77W杯2戦目で2セットダウンから逆転勝ちし
た時には手こずったなという感覚だった。

 ところが81W杯で初戦のイタリアに勝ったダイジェスト番組を
司会していた佐々木信也が‘明日のブラジル戦も楽勝ですね’と言っ
ていたら、しっかり1-3で敗れ以後は82世界選手権準決勝や92バ
ルセロナ五輪準々決勝などで完敗するなどほとんど勝てなくなっ
ていた。

 それがここまでレベルアップできたのは世界を知っている外国
人監督ミシェル・ブラン氏の監督就任と選手達のプロ化が大きい
と思うし、日本人監督と企業アマに拘り続けたバレーボール協会
主脳の無能さが分かるのだ。

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