ハカイダー3号 襲名!

 今から20年前の今日88年5月28日に、私は蒲田の店で以前も書いた
ようにシェービングの朝練中に剃刀を置いていた戸棚の蓋の強化ガラ
スを割って破片で右手の薬指を切った日である。 

 病院に行くと5針縫われたのだが、この日は土曜日だったので営業終了
後に店のミーティングがあった。
 当然のように話題になったのがシェービング朝練中の私のケガ、包帯を
巻いた右手の薬指をみんなが見たがっていた。 
 やがて師匠の弟さんや店長達から言われたのが‘こりゃ凄い、ハカイダー
3号と呼ぶか’

  実はネモトには87年で卒業した支店の初代店長のSさんが ‘ハカイダー’
と呼ばれていたらしい。
 というのもスクーターで店のガラスドアに突っ込んで壊したのが、最も
凄い‘破壊’。
 他にも支店でサインポールを出していてガラスに ぶつけヒビを入れた
事もあったようだ。

 2代目は途中で退店したAクン。
 2階の窓の竿に洗濯物を干し過ぎて、洗濯物ごと落としたり店の備品を
よく壊していたらしい。

 私はと言えば、数日前の2店目の支店・246の開店初日にメスシリンダー
を壊し、
備品破壊第1号になっていた。
 それでも師匠の弟さんに言わせると

‘SクンやAクンでも壊さなかった戸棚の蓋を

壊すとは凄いよ、十分ハカイダーを襲名する

資格がある’

との事。

 やはりインパクトのある物を壊すと記憶に残るようだ。
 もっとも、それから半年後に246で務めていたIクンがシャンプーボウルに
乗って掃除をしていてシャンプーボウルを落とした事があった。
 Iクンの体重は当時80㌔前後だから、シャンプーボウルなどに乗って掃除
などしたら落ちる可能性は十分あると思うのだが・・・・・
‘形あるものは必ず壊れるから・・・・’と言っていた師匠も、この連絡を受け
た時は顔が強張っていた。


 そのわりにはIクンは‘ハカイダー’とは言われなかった。

 メスシリンダーや戸棚の強化ガラスの蓋を壊すよりも、シャンプーボウル
を壊す方が十分インパクトがあるとは思うのだが、どこが違うのだろうか?

 いわゆる‘影のハカイダー’か?     

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