スペースビーストと超獣

 ウルトラマンエースの23話でエースがヤプールの活動する異次元空間に乗り
込み合体したヤプールは倒したものの その破片が地球に降り注ぎ超獣になって
いくという設定があるのだが 、よくよく考えるとネクサスのプロローグともいえる
劇場版ULTRAMANでネクストとの戦いに敗れたザ・ワンの細胞が飛散しネク
サスに登場するスペースビーストになったという設定と同じである。

 諸悪の根源だったヤプールを倒して地球の平和が戻ったと思いきや飛散した
ヤプールの破片によって新たなる超獣が出現するというのと、劇場版でザ・
ワンを倒して本来ならスペースビーストの脅威は去ったと思いきや それが終
わりではなくそこからが本当の戦いの始まりだったというもの。

 ネクサスの世界ではビーストが知的生命体の恐怖心を栄養分にするため
人間を捕食するというのがビーストが人間を襲う理由と来訪者から教えられた
ため、ザ・ワンとネクストの戦いの記憶をレーテを使って人々から消し‘隕石が
落下した新宿大災害’と偽って発表していたのだった。

 だから一件平穏に見える市井の人々の暮らしも本当はビーストの脅威が近く
にある緊張状態の中で営まれていて、ビーストをナイトレーダーが秘かに殲滅
しホワイトスイーパーが殲滅したビースト細胞を採取して管理。
 そしてビーストに関わった一般人の記憶をメモリーポリスが消去するという形に
していた。

 そして当初のビーストのサイズは等身大だったのでナイトレーダーの隊員達が
持つディバイトランチャーの攻撃で十分倒す事ができていた。

 もっとも等身大ではあるが数が多いのでキリがないという感じだろうが。

 ちなみに最終回でノアがダーク・ザギを倒したものの やはり飛散したビースト
細胞から小型のビーストができていたし、それを これまで以上の数のナイトレー
ダーが追跡して倒している描写があった。

‘ヤプール死すとも超獣死なず。怨念となって必ず復讐せん!’
とはエースに倒されたヤプールの最期のセリフだが、ザ・ワンがネクストにダーク・
ザギがノアに倒された時に言っても全く違和感がないセリフだろう。

 やはり倒しても倒しても復活してくるものは本当に厄介だ。

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