小さなトラブルで親しくなる話

　今年もカルタ大会の練習が地元中学の和室で行なわれている。

　ただ会場の和室はPTAの会合などでも使われる事があり、昨年
学校側の手違いで1度 練習日に会合が入ってしまい慌てて教室を
1つ使わせてもらった事があった。

　その時に交渉したのが教頭先生で、それから却って親しくなった
感じだ。

　どんな人でも初対面というのは私のようなタイプは別として身構
えるところがあるのだが、こういうトラブルがあると妥協案を話し
合う事により気安くなるものだ。

　基本的に校長先生や教頭先生というのは取っ付きにくい存在で
特に昨年までは子供も通ってなかった事からカルタの会場のカギを
借りるのに挨拶をするだけで親しく話す事もなかったのだが、先述
したトラブルで突っ込んだ話し合いをしたので今年 長男が入学して
からも教頭先生とは凄く話しやすかった。

　ちなみに今年も2日ばかりカルタの練習日にPTAの会合で和室を
使うという話が来たので、今回も その時は教室を1つ使わせてもら
うように要請し あっさり話はついた。

　やはり話す相手が親しいと込み入った話もしやすいし、小さなトラ
ブルがあっても それがきっかけならば悪い事ではないだろう。