ラグビー的視点からサッカーを見ると:後編

 以前ジーコジャパンの時に‘個人の自由な判断’を旗印に
掲げていたのだが、これは99W杯の平尾ジャパンが同じコンセプ
トを掲げて臨んだのを思い出した。

 平尾誠二は‘約束事に縛られず個人の自由な判断’を旗印に伏見工、
同志社、神戸製鋼と全てのカテゴリーでの優勝経験があったので自信
満々だったのだが、W杯では3戦全敗だっただけでなく3試合で2
トライしか取れず2試合がノートライという惨敗を喫していたので
ジーコジャパンの戦いを危惧していたら案の定1分2敗の惨敗に終わ
る。

 ちなみに世界のラグビーでは03W杯ぐらいまでは自陣でもキック
せずにボールをキープして仕掛けるという概念が主流だったが、その
大会でイングランドがSOウィルキンソンのロングキックで敵陣で試合
を進めるスタイルで優勝しエリアマネジメントという概念が主流に
なった。

 サッカーが10W杯で優勝したスペインのポゼッションスタイルが、
今大会では敵陣でボールを奪いカウンターを仕掛けるスタイルに敗れ
たのと重なるのだ。

 サッカーとラグビーは兄弟フットボールと呼ばれているがサッカー
だけでなく、ラグビーからの目線で見ると意外に共通項があるものだ。
 

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