田中将大デビュー＆選抜高校野球

　今日は駒大苫小牧からプロ入りした東北の田中将大のプロ
初登板だ。
　幸いBSで中継があるので試合開始からしっかり観戦できた。
　MLB入りした松坂の後継者などとも言われ期待の大きな田中
だが正直言って高卒のルーキーがいきなり活躍できるのか？
　興味津々でTVを見ていた。
　1回に大村がショートゴロに倒れた後、川崎がレフト前に運
び多村の時に盗塁するが多村はショートバウンドのスライダー
を振って三振。しかし松中がタイムリーで1点先行。
　2回にガトームソンが打たれて3点を失い3－1と2点リードで
田中はマウンドへ。柴原三振で1アウト後ブキャナンがヒット
で出塁し、山崎のセンター前に抜けそうな打球はセカンドの好
プレーで阻まれるが本多がヒットでつなぎ大村が2－0から歩い
た満塁から川崎が2点タイムリーで同点。
　更に多村の2ベースで5点目を挙げ田中KO。
　ガトームソンが東北打線に捕まり負け投手は免れたがプロの
洗礼を浴びたのだった。
　やはりストレートはまだ力不足で、切れのいいスライダーは
一級品だが低めはボールになるので見極められる。
これではローテで投げるには厳しいようだ。それでも高卒1年目
から大活躍するよりプロの厳しさを受け止めて捲土重来を期して
鍛えなおした方が将来的にいいだろう。
　拙速に活躍を求めて目先の勝ちに拘るよりも絶対にいいはずだ。

　選抜高校野球
　G1：明治神宮大会では8－2で敗れていた熊工は3回に先制するが
その裏エラーで出したランナーをタイムリーで返され1－1。
　5回には振り逃げで出たランナーを還され2－1とされ8回に3安打
を集中し逆転、9回2アウトまで来たがレフトのニ殿がヒットの打球
をそらし更に次打者のタイムリーで3－3。
　千葉は9,10,11と毎回サヨナラのチャンスを迎えるが特に11回は
サヨナラのランナーを9回にミスをしたニ殿がバックホームで刺した。　
　12回に千葉のミスがらみで熊工は3点を勝ち越し勝負を決めた。
　3日前の成田同様サヨナラのチャンスを潰し内野ゴロで決勝点が入
るとは、千葉は大阪桐蔭に勝てそうなチームと思われたのだが。
　G2：宇部商が5回まで毎回ランナーを出しながら3回の1点のみ。
そうしているうちに室戸は6回に追い付くと8回にエラーで勝ち越し
9回には2アウト満塁から2点タイムリーで4－1とし宇部商の反撃を
凌いでベスト8入り。
　G3：帝京は2回まで押し出し３つを含む10個の四死球で10点を挙げ
10－１とする。
　これでほぼ勝負はついた。帝京の気がかりは2回に大田が指に死球
を受けて退場した事。Qファイナル以降投げられるのか？