ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
劇場版・宇宙戦艦ヤマトを見てから40年
今から40年前の8月に福岡市内で劇場版・宇宙戦艦ヤマト
を見た。
宇宙戦艦ヤマトは74年の10月から半年間OAされたのだが、
いかんせん裏番組がアルプスの少女ハイジやフランダースの
犬だった事から視聴率的にも苦戦し一般の人達には知名度は
イマイチだった。
考えてみればヤマトクルーは一般人達で超人的な働きをす
る者もなく、ある意味 地味な内容だったためハイジや猿の
軍団などにネームバリューで負けるのは仕方なかった。
それが番組終了から2年後に映画化されたわけで、ここか
ら爆発的な人気を得るのだから分からないものだ。
個人的にヤマトは1話からほとんど見ていたので劇場版は
ダイジェスト版という形になっているのだが、実際にワープ
試験や木星での波動砲テストまでは断続的にあるものの冥王
星基地の攻防編は意外に短く最終的にドメル艦隊相手の七色
星団での決戦とガミラス本星の決戦がフルに収録されていた
のだった。
反面イスカンダルに到着してからはスターシャが既に死ん
でいたり古代守が生存しているシーンがないし、最終回での
デスラー艦の逆襲シーンもないという終わり方は多少不満が
残るものではあった。
ただし全26話を俯瞰して見ると先述したように七色星団の
決戦とガミラス本星の決戦は外せないので、そうなると他の
EPにしわ寄せが来るので2時間8分程にまとめるにはイスカン
ダルでの設定変更やデスラー逆襲編がないのは仕方ないと思
う。
とはいえ劇場版がTV版とは違い大ヒットしてヤマトは一気に
メジャー作品になったので‘ようやく世間はヤマトの面白さを
分かったのか’と嬉しかったのだが、これをきっかけにアニメ
映画というジャンルを確立しアニメブームを巻き起こすきっか
けになるとは思わなかった。
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
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TVシリーズが52話だったら劇場版で描ききれたか問題ですよね。
むしろ26話だったからこそダイジェストという形で作りやすかったのかもしれません。
公開当時は‘上手くまとめたな’という感想でした。
たしかに海のトリトンの再編集版のおかげで全あらすじを知ってから、トリトンも好きになりましたよ。
後に手塚治虫の原作を読んだ時にはここまで違うのかと愕然としたのを覚えてます。
吉田社長が亡くなって40年ですか。
ヤッターマンやポールのミラクル大作戦がOAされていた頃ですね。