斎田リコには孤門の資質が分かっていた

　ウルトラマンネクサスの最終EPでノアとしてダークザギを倒した
孤門の脳裏に今は亡き恋人・斎田リコが‘私 信じている、孤門君なら
きっと守ってくれるって’と言っていた言葉が甦る。

　思えば当初 孤門はレスキューの仕事に行き詰って動物園に行った
時にリコと出会って励まされた時に言われた言葉。

　ただリコは溝呂木に殺害されてダークファウストとして操られて
いたのだが、逆に言えばデュナミストとしての素質を持っていた
わけで子供時代に川で溺れたトラウマからレスキューの仕事に悩む
孤門に人一倍が みんなを守りたいという心を持っている事を既に
知っていたのだろう。

　つまりリコは孤門の本質を見抜いていたわけで溝呂木に操り人形
として授けられた能力ではなく、リコ本人の能力だったわけで孤門
を理解していたという事になる。

　最強フォームのウルトラマンノアとして戦った孤門は歴代デュナ
ミストの姫矢や憐の思いを受け止めてジュネッスやジュネッスブル
ーにタイプチェンジして戦ったのだが、それら以前にリコの思いも
背負って戦っていたという事だろう。