ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
今年最後の世界戦が地上波中継なし…に思う事
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20211119-0090
コロナ禍で延期になった さいたまスーパーアリーナで行われる
予定のBFミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキンとWBAミドル級王
者・村田諒太戦が決まって沸いたボクシングファンの気分を一気
に下げたのが、地上波中継なしでAmazonプライムの独占中継と
いう形になったニュースである。
日本ボクシング界史上最高の試合が地上波で見られないという
ガッカリ感がダブルで来た一方、ゴロフキンほどのスーパースタ
ーを日本に招聘するのだから仕方ないという考えもあったのだが
1週間後に発表された井上尚弥の12月14日に予定されている防衛
戦までが ひかりTVとABEMAによるPPVになり地上波でOAなしと
いうもの。
日本のエース2人の防衛戦が地上波でOAされないという、これ
までのボクシングファンにとって挙動天地の出来事だった。
アメリカに進出して稼ぐ選手のファイトマネーは年々高騰して
おり、その財源になるのが視聴者が有料で観戦するぺーバービュ
ー=PPV中継である。
これが20世紀までなら日本は辰吉丈一郎ー薬師寺保栄戦のよう
なバンタム級で両選手に1億という高額なファイトマネーも、TV
マネーで賄う事ができていた。
ところが最近は民放地上波TVは軒並み赤字経営なのでスポンサ
ーも付きにくくなっている影響を受けているのだろうと思われる
ので、進歩的な考えの各ジムは動画配信サービスのDAZNや大橋
ジムのように ひかりTVなどと契約し地上波TVに頼らないシステ
ムを作り始めたわけだ。
つまり欧米で人気のあるフェザー級から上の階級ではファイト
マネーが高騰しPPVでなければ賄えない状態だからゴロフキンー
村田戦が4000円支払わないと見られないのは仕方ないと思うの
だが、井上の試合は欧米の人気階級から外れたバンタムで相手
も調整試合というべきアラン・ディバエンというカードまでが
PPVになるとは…というもの。
一昨年11月に行われたWBSS決勝のノニト・ドネア戦のよう
な規模の相手なら4000円を支払っても見たいのだが、今回の
ような調整試合には支払う気もしない一方そういうカードで
すら興行できないぐらいフジTVは落ちぶれたのかと思った。
ご存じのようにコロナ禍で29日のゴロフキンー村田戦に続
き大晦日の井岡一翔ージェルウィン・アンカハス戦も行われ
ない現在、14日の井上戦が今年最後の世界戦になるのだが有
料でないと見られないのでワクワク感も今ひとつになってい
るのだ。
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