ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
宇宙人15+怪獣35より第4惑星の悪夢
ウルトラセブンの各EPごとのレビューを記していて気付いたのは
セブンの戦いが地味であっさり終わるケースが多く、ウルトラマン
のような派手さがないという事。
現在22話のブラコ星人編まで進んでいるのだがセブンが怪獣と戦
うEP自体がエレキングから始まってナースやアイロス星人(星獣?)
を含めて4回しかない一方、セブンが変身しても星人と戦わなかった
のはキュラソ星人編やブラコ星人編など2回ある。
これらの要因としてセブン自体がウルトラマンよりも対象年齢を
上げた事と、制作費がかさむためドラマ部分に重点を置いたのが大
きかったのではないか。
基本的にSFメカものは経費がかかるし例えば終盤に予定されてい
た宇宙人15+怪獣35というEPが、予算不足からロボットが人間を
支配する惑星にダンとソガが漂着する第4惑星の悪夢に変更されたと
いう。
特に宇宙人15+怪獣35はセブン終盤に視聴率が下落して沈滞気味
のムード払拭のため書かれたEPで、セブンのみならずウルトラQや
ウルトラマンに登場した怪獣や宇宙人達が出現するだけでなく最後に
はセブンに味方する黄金色に輝く翼を持った大怪獣ゴードまでが登場
するというもの。
これがウルトラ兄弟という設定ができた第2期ならばウルトラマン
以下のウルトラ兄弟が助けに来るのだろうが、当時はそれもないため
興奮剤を散布して怪獣同士を戦わせて同士討ちさせる作戦やセブンを
助けるゴードという新キャラを登場させていた。
ただし大人向けを狙ったセブンの世界観からはズレているので予算
不足という原因はあっただろうが、結果的に採用されず第4惑星の悪
夢になった方が長い目で見てみるとよかったと思うし第4惑星の悪夢
のようなEPこそセブン以外ではできかなったと思うのだから。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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いずれにせよ貴ブログでのレビューを期待しています。それにしてもたまプラーザの団地が、いかにもうらぶれているのが、撮影によるフィクションですがなかなかです。また、秘書役の愛まち子さんという方はなかなかの美女だと思いますが、こーじ苑様のご意見はいかに?
ホント第4惑星の悪夢は時代を先取りしてますからね。
秘書役の愛まち子さんは実相寺昭雄監督も好みだったようで、かなり凝った撮り方をしてますよね。
ボディコン風のワンピースでいい雰囲気出してました。
ちなみに恋人役は後にトリプルファイターでレッドファイターを演じてます。