日本、3―1で快勝…U―22クウェート戦(読売新聞) - goo ニュース
昨日行われたサッカーロンドン五輪アジア2次予選でU-22日本代表はホーム
でクウェート相手に3-1で とりあえず完勝し、23日のアウェーでの試合に臨む
事になった。
試合は前半から日本が一方的に攻めまくりピンチらしいピンチもなく2-0で
リードして前半を終了。
後半にも1点を加えて3-0としたもののクウェートから1点を返された後は流れ
も悪くなり、3-1で勝ったものの相手に貴重なアウェーゴールを与えてしまったと
いうもの。
正直言って前半の状況ではクウェートに全く攻撃させてなかったし、極論すれ
ば前半で2-0どころか4-0になってもおかしくない内容だった。
不安視されていたわりに‘思ったより強い’と考えた反面‘これが90分もつのか’
とも思え、実際に後半は1点を追加したものの中だるみになったからか1点を返
され追加点は奪えずに3-1で終わってしまった。
攻撃の核になっている永井が負傷のため強行出場する事なく勝てたのは自信に
なるだろう。
ポテンシャルの高さを知らしめた形だから後半3点目が入った時点で勝ちを確信
したし、3-1になっても‘2-1でなくてよかった’と思うぐらいだ。
あのまま3-0で終われば楽観ムードに包まれて緊張感を切らしてクウェートで戦う
事になっただろうし、アウェーゴールを与えたという事でチームに緊張感が走り
アウェーでの試合も かなり面白い展開になると思われる。
というのもシビアな実戦を経験しないとチームは成長しないと言われるように
U-22チームの最終目標はロンドン五輪のメダル獲得になるだろうから、予選の
うちから強さが目立ち全く不安感なしで臨むほど危ないものはない。
アウェーゴールを奪われてクウェートに乗り込むというシチュエーションはU-22
の成長を促すためには ある意味最高の展開になったのかもしれない。