浅田真央は価値ある3位

 今日カナダのバンクーバーで行われた4大陸フィギュアのフリーでSP6位
と出遅れた浅田真央は、フリー1位の演技で 3位に入った。
 優勝はSP1位スタートの金妍児で、2位は地元カナダのジョアニー・ロシェ
ットだった。

 今回の4大陸選手権はプレ五輪として来年と同じ会場で行われる大会
だが、本来はアイスホッケー用のためリンク幅が狭い。
 更にタラソワコーチ不在というハンデに‘1月半ばから調子が落ちた’と
いう不調の中、SPではジャンプで失敗し6位スタートだった。

 そんな悪条件が重なった中での3位は

 大いに価値がある。

 今日のフリーは本来2回跳ぶはずのトリプルアクセルを1回にしたものの、
冒頭のトリプルアクセルが1回転半と失敗。 
 それでも続くダブルアクセルをトリプルに変えて成功させ崩れる事なく
まとめてフリーで1位になった。

  いつものようにSP1位でスタートしたライバルの金妍児はフリーでは3位
だったが、SPの貯金で逃げ切った形。

  今シーズン4戦中3勝の浅田にとって重要なのは3月にロスで行われる
世界選手権。
 正直言って1シーズン中に好不調の波は当然あるが、浅田の調子は今の
ところ12月のGPファイナルがピークだったような気がする。  

 だから今回の4大陸は調子が下降気味の時に当ったとみるのが正しいだ
ろうし、そんな中でもフリーで1位になって3位以内に入れる浅田の力は
改めてホンモノだと思うのだ。

 にも拘わらず

‘3月の世界選手権や来年の五輪に

不安を残した’

などという論調は何とかならないものだろうか!

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 防衛軍の上層... 防衛隊員から... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。