ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2010選抜高校野球・第2日
第1試合は中国王者の開星が21世紀枠で出場している古豪・向陽の挑戦を受ける。
実力的には開星が圧倒的に有利だが、開星の甲子園での勝利は春夏1勝
づつと本来の実力を出し切れてないので今回は どうだろうか?
第2試合は全員左打線の前橋工が左腕・浜田を擁する宮崎工と対戦。
一応 左対左は不利と言われるが、意外に左投手も左打者を苦手にして
いるケースが多々あるので今回はどちらに転ぶか?
甲子園での実績は前橋工が有利ではあるが。
第3試合は甲子園未勝利の立命館宇治が優勝経験がある広陵に挑戦。
決して力的には劣ってない宇治だけに、立ち上がりが注目だ。
第1試合:開星 1-2 向陽
開星の白根に対し劣勢を予想された向陽打線は3回まで1安打だったが
4回に2アウト1塁から四球などでチャンスを広げ、6・7番の連続タイムリーで
2点を先行する。
とはいえ5回以降は白根に抑えられ追加点が取れない。
開星打線は向陽の藤田の前にランナーは出すものの決定打が出ずに8回
まで無得点。
ようやく9回に死球で出た4番を5番の2ベースで還し、なおもノーアウト2塁
の同点のチャンスだったが1アウト後に暴投で3塁まで進めたものの連続
三振で試合終了。
終わってみれば向陽が打ったヒットは3本で、うち2本は2点を取った4回
のもの。
開星は1・4・6回以外はランナーを出し向陽の倍にあたる6安打を打ちな
がら最終回の1点のみでは勝ち運も逃げるだろう。
典型的なピンチを凌いでワンチャンスで挙げた得点を守って逃げ切った
という番狂わせの基本のような試合だった。
第2試合:前橋工 0-4 宮崎工
機動力が武器の宮崎は1回に3つの四球でチャンスを作りながら盗塁失敗
や牽制アウトでチャンスを潰す。
それでも3回に2つの四死球で掴んだチャンスで3番がタイムリーを放ち
先制すると、5回の1アウト3塁では追加点を奪えなかったものの6回に2アウト
1塁から連打で2-0とする。
先発全員左打者の前橋は左腕の浜田の前に4回に2本のヒットで2アウト
1・2塁のチャンスを掴むが得点できず。
9回に宮崎は2アウト1塁から連続長打で決定的な2点を追加し4-0で完勝
した。
前橋の左打線が宮崎の左腕・浜田を打てなかったという事だろうが、前橋
打線が低調だったのか?本当に浜田が素晴らしかったのかは2回戦を判断
基準にしてみよう。
それと前橋は9安打を浴びたのは仕方ないが四死球6というのは打線の
リズムを崩す原因にもなったと思うのだ。
第3試合:立命館宇治 6-7 広陵
1回に広陵は2アウト1塁から4番の2ベースでチャンスを広げ5番のタイム
リーで先制するが2塁ランナーはホームでアウトとなり1点止まり。
その裏に宇治は2アウトからエラーで出たランナーを死球1つを挟んで2本の
2ベースを含む4安打で4-1と逆転する。
3回に広陵は4番・5番のタイムリーなどで3点を挙げて追い付くが、その
裏に宇治も2アウト1・3塁から暴投で5-4と勝ち越す。
それでも広陵は5回に4番のタイムリーで追い付くと、なお1・2塁から送球
エラーで勝ち越し更に7番のタイムリーで7-5とリードを広げた。
逆転された宇治も6回以外は毎回ランナーを出して粘り9回には2つの四球
ででたランナーを暴投で2・3塁に進め、内野ゴロで1点を返し なおも2アウト
1・3塁と攻め立てたが1塁ランナーが盗塁失敗で試合終了。
互いにミスが多発したゲームだったが、やはり甲子園で勝った経験のある
なしが最後に明暗を分けた形だろうか。
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最低同点、逆転出来ると思ったが。
日大三、楽になりました。
第2試合、宮崎の完勝でしたね。
第3試合広陵がなんとか逃げ切りました。
エースの不安定な投球が気になるが?
二回戦の投球を注目したい。
なんだか開星は負け試合よりも監督の発言で大いに注目されるという皮肉な図式になりましたね。
まぁ監督の気持ちは分からないではないですけど。
これでAパートは日大三がベスト4の確率が高くなりましたね。
広陵打線は左打者が3人だそうですから、宮崎工の
アドバンテージはあまりなさそうです。