道路陥没事故から1週間で修復し開通できるとは

「巨大な穴を１週間で修復」…英米メディア驚嘆

　先週の火曜日早朝に起きた博多駅前通りの大規模陥没事故から
1週間経った昨日、陥没箇所が復旧し通行が再開される事になった。

　ニュース映像や新聞写真などを見ると1週間前の陥没がウソのよう
な復旧ぶりに驚くわけだが、業者の精力的な作業の賜物だと実感
する。

　8日に陥没事故が発生した後から発生した水を排水しつつセメン
トを混ぜた土で埋め戻しを始め翌9日には停電が解消されると、
11日に断水が解消され12日にはガスが復旧し13日にはライフラ
インが全て復旧したという。

　個人的に陥没事故の映像を見た時には‘1ヶ月はダメだろう’と
思ったもので1週間で復旧するとは思わなかったし、ましてや通行
止めすら解除されるとは驚きである。

　というのも昨年イギリスのマンチェスターで起きた道路陥没事故
では修復に10ヶ月かかったとの事で規模の違いは差し引いて見な
いといけないだろうが、海外メディアが巨大な穴を1週間で修復と
賞賛したのは決して大げさではないだろう。

　溜まった水を排水したり埋め戻しをする映像や写真などを見ると
どうしてもシン・ゴジラで建設機械やポンプ車を総動員し、血液
凝固剤を経口投与してゴジラの動きを止めるヤシオリ作戦のシーン
を思い出すわけだ。

　こういった要素こそ日本人が外国に比べて誇るべき事ではないだ
ろうかと思うし事故があったのはさて置き、ここまで事後処理を迅
速に行なった事は賞賛されるべきだろう。