敢えてカタールW杯での日本のアドバンテージは

 4月1日に11月に始まるサッカーW杯カタール大会の組み合わせ
抽選会が行われ、日本はドイツ、コスタリカorニュージーランド、
スペインとの対戦が決まり早くも日本では‘死のグループ’的な報道
をしているのだが正直言って2強2弱グループという評価が正しい
だろう。

 そしてドイツやスペインが格上だという事もありマスコミは絶
望感を煽っているのだが、マスコミというのは極端から極端に流
れるので一概に不利な要素ばかりではないのではないか。

 いい例が北京五輪でグループステージ最終戦で対戦するオラン
ダに関して超格上感で報道していたのに対し、実際にはグループ
ステージ3試合中最もいい試合をしたと言われている。

 オランダ脅威論の根拠は0同世代の両国が5U-20W杯の開幕戦
で対戦し1-2で敗れたものの、内容的には5-0で負けてもおかし
くないぐらい一方的にやられていたらしい。

 それに対しオランダでのプレー経験がある本田圭佑は‘今回の
オランダは大した事ない’と語っていたのだが、理由としてU-
20W杯で一方的にやられたのはオランダが開催国だったという
事。

 つまりオランダは基本的に内弁慶で5月に自国で戦えば強いけ
ど、8月の北京はコンディショニングに苦しむしピッチも劣悪だ
からという要素を考慮しての本田圭佑のコメントだったわけだ。

 その例で行けば初戦の相手ドイツはカタールでの試合の経験
はあまりないのに対し、日本はアジア杯をはじめ中東での戦い
に慣れているという要素がどう出るか?

 05年のU-20 W杯絡みで言えばグループステージでは日本・
ベナン・オーストラリアの3ヵ国がオランダに敗れ、残る2試合
を引き分けたのだが得失点差で日本が2位通過した例もある。

 つまり今回ドイツやコスタリカorニュージーランドと日本が
スペインに敗れた後、残り2試合を全て引き分ける展開になれ
ば勝ち点2ながらグループステージを突破できるというもの。

 こういった例があるという事すら報道しないから、マスゴ
ミと言われるのだろう。

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