まさか、さくらももこが亡くなるとは

さくらももこさん、１５日に亡くなる　享年５３歳　乳がんのため…

　昨日マンガ・ちびまる子ちゃんの作者・さくらももこが乳がんの
ため、8月15日に亡くなっていたというニュースが流れ大いに驚愕
したのだった。

　実は土曜日に馴染みのお客さんで8月9日に来店していたお客さ
んが62歳で亡くなったと聞いて驚いていたわけだが、私よりも若い
53歳で亡くなるとは未だに信じがたい話である。

　さくらももこの名前を知ったのは今から29年前の90年に18：00
からOAされていたアニメ・ちびまる子ちゃんを見てからで、当初は
当時小学校の教育実習に行っていた妹が教え子から‘面白いよ’と言
われて見始めたのだが作者が同世代という事で我々が小学校の頃のネ
タが次々と出て来ていてあっという間に魅了されたのだ。

　もともと日曜18：00といえばタツノコ枠で科学忍者隊ガッチャマン
やてんとう虫の歌などがOAされていたのだが、ちびまる子ちゃんは
1度の中断を経て今でも続いているのだから人気の高さが分かる。

　あまりに面白いので原作の単行本の1巻を購入したのをはじめ、エ
ッセイ集の‘ももの缶詰’‘さるのこしかけ’なども読んで作者の持つ独特
の感性に魅了されたのだった。

　特に睡眠学習機の話は私も今から40年程前に購入してロクロク使
わずに終わった苦い経験があるのだが、作者も同じような事をして
いると大いにシンパシーを感じたものだったし元サッカー日本代表の
長谷川健太と同級生だった話などもリアルで大いに楽しめたのだった。

　それにしても一昨年は まる子の姉・さくらさきこを演じた水谷優
子が亡くなり今年はEDテーマの走れ正直者を歌い劇中でもさきこの
憧れだった西城秀樹までが亡くなっているわけで、年齢的にあまりに
早い逝去が続くのには辛いものがある。