やはり横綱・照ノ富士は今場所も休場

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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-241108-202411080000041

　今年を締めくくる大相撲九州場所が、明後日から始まる。

　今場所は先場所に優勝し大関昇進した大の里がどこまで勝てるの
か？などが焦点になっているのだが、大相撲の顔ともいえる横綱・
照ノ富士は‘やはり’休場となった。

　正直言って横綱というのは出場すると必ず優勝争いをして二桁勝
たないとダメという大変な地位で、ただでさえ糖尿病持ちで両膝や
腰の慢性的な痛みを抱えている状態でのコンディション不良ではや
むを得ないだろう。

　そもそも照ノ富士は一旦大関に昇進したものの膝のケガで序二段
まで落ちながら、復活して横綱に昇進している。

　そういった意味でケガ持ちでの横綱昇進なだけに、いつケガとい
う爆弾が炸裂する不安だったのだが22年初場所中に膝を痛めてから
休場が目立ち始めている。

　実際21年秋に横綱昇進してから連続優勝したものの22年初場所の
ケガから春場所以降の17場所で4度の優勝を果たしているが、7場所
全休で5場所が途中休場となっており皆勤した場所で優勝を逃した
のは1度のみという形だ。

　横綱・白鵬は21年名古屋で照ノ富士に勝って優勝したのを花道に
引退したのだが場所後、照ノ富士が横綱昇進できる成績だったため
後継者ができたという事で引退したと思われる。

　それを考えると照ノ富士は後継者の横綱ができるまで引退できな
いという事になるのだろうし、そういった意味で大の里あたりが1
場所でも早く横綱に昇進できるよう期待したい。