PL学園が新入部員の受け入れ停止(日刊スポーツ) - goo ニュース
今朝ネットを開いてみると「PL学園野球部廃部の危機」という
記事が載っていて驚いた。
新年度の野球部員の入部を取り止めるという事で確かにコレを
やれば少なくとも野球部の弱体化は避けられないし、下手すれば
廃部という事態も十分ありえる。
ただPL学園を運営するPL教団にしてみると野球部が強くても
暴力的指導による不祥事の悪評が強調されている現在は広告塔と
してはマイナスなので、教団や学園のイメージを刷新するため野球
部を根本的に立て直すための措置なのかもしれない。
昨年 部内暴力事件が発覚した時に生番組で清原和博が‘部内暴力
はPL学園の文化で私も下級生の頃は毎日のように殴られていたので
体中にアザが絶えなかったけど、あれがあったからPLは ここ一番で
強かった’と堂々と言っていたように桑田のような一部の者を除いて
部内暴力を肯定的に捉えているOBは多いという事だろう。
付き人制度に代表される野球以外で上級生が下級生を虐げるような
システムは例えチームが強くなっても否定される時代だし、実際に
今やPLを凌ぐ成績を残している大阪桐蔭などは付き人制度や部内暴
力を否定して強くなっているにも拘らず未だに暴力指導を肯定する
OBがいる方が問題だ。
‘○○は死なないと治らない’と言うが暴力指導を文化と嘯くOBの
巣窟であるPL学園から暴力を根絶するのなら、1度 野球部自体を
取り潰して1からやり直す必要があると教団側は判断したのではな
いか。
それを考えると暴力的指導が否定されている時代の流れが、もはや
止められないという事だろう。