改めて内海賢二氏の存在感を実感した昨日

　昨日は午前中行われたカルタ大会のため次男がタイマー録画して
いたドラゴンボール超を食事時に次男と見る機会があったのだが、
昨日のEPはDr.スランプとのコラボでアラレや則巻千兵衛やドクタ
ーマシリトなどお馴染みのキャラが登場していた。

　その中でアラレの声を小山茉美が演じていたのに対し則巻千兵衛
の声は、ちびまる子ちゃんの父・ヒロシの声を演じている屋良有作
だった。

　これは則巻千兵衛の声を演じていた内海賢二氏が既に亡くなって
いるので仕方ない事だし、屋良氏は他にも魔法使いサリーに登場す
るサリーのパパの声を演じるなど内海氏が演じたキャラの声を引き
継いでいるので現実的な措置だとは思う。

　ただし我々にしてみると屋良氏の声は さくらヒロシのイメージが
強く、則巻千兵衛というのは少し違和感があるのだ。

　というのもヒロシはきゃしゃな体型なのに対し則巻千兵衛は太っ
ちょ体型で、内海氏が演じるキャラは貫禄十分のタイプが多いので
則巻千兵衛に貫禄がない感じがしたのだ。

　一方で昨日はスカパーが無料放送だった事からアニマックスを見
ていると、はじめの一歩RisingがOAされていた。

　この時には一歩の所属する鴨川ジム会長・鴨川源二の声を演じて
いた内海賢二氏が亡くなっていたので飯塚昭三氏が鴨川会長の声を
演じていたのだった。

　ただし飯塚氏といえばハカイダーなど敵の大物キャラのイメージ
が強いので、これまた最初に聞いた時には事情を知っていたとはい
え違和感があったわけだ。

　こうしてみると内海氏が声を演じたキャラは氏の声で命が吹き込
まれており、どんな名優が代役を務めてもしっくり来ないわけだか
ら改めて内海氏の存在感の大きさが分かるわけで昨日見た2作品で
それを実感したのだった。