流星人間ゾーンの放送開始から50年

　今から50年前の今日73年4月2日始まったのが流星人間ゾーン。

　平和の星ピースランド星に住んでいたゾーンファミリーはガロガ
バラン星人の侵略を受け地球に移住し防人家として生活していたの
だが、ガロガバラン星人は地球を新たなターゲットとして侵略して
きたため防人一家の長男・光がゾーンファイターとして等身大や巨
大化してガロガバラン星人が送り込む恐獣と戦うという展開。

　長女の蛍はゾーンエンジェル、次男の明はゾーンジュニアとして
ゾーンファイターの戦いをサポートしたり等身大でガロガと戦う。

　東宝がTV向けに作ったヒーロー作品なのでゴジラやキングギドラ
にガイガンまで登場するのには子供心に驚き、まさかテレビでゴジ
ラが見られるとは夢にも思わなかった。

　ゾーンファイターの武器は両腕に装着され強力なランチャーから
ミサイルが連射される流星ミサイルマイトや、額のゾーンマーカー
から発射するプロトンビームが2大武器として決め技で使われる。

　しかも巨大ヒーローの弱点であるエネルギー切れしかけるとゾー
ンマーカーからエネルギーを注入したり、メカのスモーキーを使い
ゾーンマーカー自体を交換できる特徴も持っていた。

　つまりサンダーマスクと同じく等身大や巨大化しての両方の戦い
を見る事ができるわけで、基本的に地y酢bb陀腕がガロガと巨大化
してから恐獣達と戦うパターンだった。

　家族で戦うためゾーンファイターの父がキリヤマ隊長の中山昭二、
母がミラーマンの母を演じた上月佐知子で祖父が天草四郎という凄
いキャスティング。

　スタッフもゴジラ映画を手掛けていた本多猪四郎＆福田純が監督
し、特撮も中野昭慶や川北紘一らが担当しているのだからメンバー
的にも大ヒット間違いなしのはずだったが結果的に半年の26話で終
わるという結果になってしまったのだ。