2013選抜高校野球,第5日

済美、延長サヨナラ勝ち=済々黌、敦賀気比も3回戦へ―選抜高校野球(時事通信) - goo ニュース

 今日の注目カードは共に選抜優勝経験のある第1試合の済美-広陵で、
好投手・安楽を広陵打線が打ち崩せるか。

 第2試合は55年前の優勝校の済々黌が同じく優勝経験がある常総学院と対戦
するが、試合巧者の常総が好投手の大竹から どこまで点を取れるか。


 第3試合は近畿を制した京都翔英が開幕戦で沖縄尚学に完勝した敦賀気比
と対戦するのだが1試合戦った敦賀に対し、初戦になる京都の試合勘が

カギを握るだろう。
 
 第1試合:済美 4⑬3 広陵

 4回まで広陵は安楽から2安打を含む毎回ランナーを出してチャンスを作るが
決定打を奪えないのに対し、済美も広陵・下石から2回を除いて
毎回ランナーを
出しながら無得点と膠着状態が続く。


 6回に済美は四球で出た2番が盗塁し3番は三振振り逃げでノーアウト1・3塁
から4番の2ベースで2点先行すると5番もタイムリーで3-0とリードを広げる。

 更に7回に2アウトから2安打と死球で満塁というピンチを凌いだ広陵は9回に
4番・5番の連打と6番のPHが3ベースを放って1点差に迫ると、8番の
犠牲
フライで遂に追い付く。


 こうなると広陵の流れになりがちで実際10回には2番・3番の連打と4番の
四球でノーアウト満塁とするが5番が三振、6番が1塁ゴロ併殺で絶好のチャ
ンスを逃す。

 13回まで毎回ランナーを凌いだ済美は12回に2アウトから3ベースが出た
チャンスは逃したものの、13回に4番のヒットの後バントは失敗したが連打で
満塁から8番の詰まったゴロを1塁手が弾いて投げられずサヨナラとなった。

 安楽・下石がピンチを迎えながら凌いで済美が粘り勝った形だが広陵は
安楽に230球以上投げさせながら10回のノーアウト満塁で勝ち越せなかった
のが響いた形だ。

 第2試合:済々黌 2-0 常総学院

 2回に常総は4番が2ベースで出塁しバントで1アウト3塁と攻め立てるが
大竹が踏ん張り無得点。

 3回までランナーを出せなかった済々黌は4回に1番がヒットで出塁し牽制で
刺された直後に2番・3番の短長打で先制し、なおも1アウト3塁から暴投で
2-0とリードを広げる。

 先制された常総は5回に6番と8番のヒットで1アウト1・3塁、8回には1アウト
から1番・2番の連打とバントで2アウト2・3塁のチャンスを迎えるが特に8回は
2安打している4番が三振で得点できず。

 9回にも2安打で1アウト1・2塁と攻めるが8番が併殺に討ち取られ2-0で
終了。


 常総は大竹から9安打を放ちながら肝心なところでは凌がれたし2回の1アウト
3塁を逃したのが響いてしまったし、打たれたヒット4本中3本が4回で暴投で
失った2点目が最後まで効いた形だ。

 第3試合:京都翔英 5-6 敦賀気比

 1回に京都は1番が2ベースで出塁しバントと死球で2アウト1・3塁からWスチー
ルを仕掛けたが3塁ランナーが挟まれてタッチされた時に落球したため1塁ラン
ナーまで還ってラッキーな2点を先行する。

 敦賀も2回に6番と7番の長短打で1点返すと四球で2アウト1・2塁から2番の
3ランで
4-2と逆転すると、京都も5回に1アウトから四球とヒットで1・2塁から
1番の3ラン
で再逆転。

 しかし敦賀もその裏に2番・3番の長短打で追い付き更にヒットとバントで1アウト
2・3塁と勝ち越しのチャンスは潰したものの、7回に1アウトから長短打と死球で
満塁と攻め立て6番がフルカウントから押し出し四球を選び これが決勝点に
なった。


 1点差ではあったがヒット数は敦賀が9本に対し京都は3本と内容的には敦賀が
押し気味の試合だったわけで、結果的に京都が得点したイニング以外は四球の
ランナーを1人出しただけと敦賀の岸本のできが素晴らしかったという事だろう。

 

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