ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
岩隈久志の判断は正しい!
昨日福岡で行われたホークス対Gイーグルス戦で0-4と 4点リードされた
ホークスは8回に追い付くと11回にサヨナラ勝ち。
実は この試合、先発したWBC日本代表投手の岩隈久志が 7回までホーク
ス打線を4安打無失点に抑えていたが球数が 93球に達したところで自ら
降板した。
ところがリリーフが8回に追い付かれたという事で野村監督は自ら途中降板
した岩隈に対し怒り心頭だったそうだ。
しかし私的には岩隈の判断は正しいと思う。
岩隈はGイーグルスに移籍した05年に開幕投手を務めたが、シーズン
途中から肩の故障に苦しみ3年連続で二桁勝利を逃す。
そして07年のオフに右肘の手術を受けている。
そして手術明けの08年は最多勝に沢村賞、MVPなど投手関連の主要な
賞を独占していた。
ただし08年の開幕戦でもホークス相手に7回1失点と好投したものの、
自ら降板しリリーフが打たれてチームが逆転負けを喫している。
つまり昨日の試合と似たパターンなのだ。
野村監督が、それが歯がゆくてたまらないらしく‘甘すぎる、ピッチャーは
闘志が第一条件’と自分から降板する姿勢にあきれ返っているようだが、
岩隈は前記したように3年間も故障に苦しみ手術までしている。
だからケガなく1年を乗り切る事を第一に考えているのだ。
Gイーグルスにとって岩隈は田中将大と並ぶ2枚看板だがAクラス浮上を
考えると故障でローテーションに穴を空けるのは絶対に避けなければなら
ない。
そのためには球数制限してでも無理なくローテを守るというのが第一と
なる。
これが球数制限する事によって5回ぐらいで降板というなら野村監督が
怒っても違和感はないが、7回までしっかり投げきっているのだから先発
責任は果たしているのだ。
少なくともMLBなら監督から賞賛されても非難される事ではない。
野村監督は現役時代に杉浦忠をはじめ‘チームの勝利のためには連投は
当たり前’というピッチャー達とバッテリーを組んでいるのでそういった考えが
スタンダードなのだろう。
岩隈が故障経験なしなら野村監督の言い分にも納得するが、
故障のために3年も好成績を挙げられなかった事を考えると むしろ
野村監督の怒りは筋違い。
‘チームの勝利のためにはエースは酷使されて犠牲になってもやむなし’
という昭和のカビの生えた理論では選手は付いて来ない。
WBCの監督に任命されなかったのは当然だろう。
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岩隈もエースの自覚は当然あるでしょうし、フォア・ザ・チームへの意識も人一倍感じているのではないでしょうか
まだシーズンも序盤。楽天は上々のスタートを切れており、岩隈、田中の両エース登板日は確実に白星を重ねたいところ。野村氏の基本とするエース=完投はプレーオフ進出がかかった時期であれば十分うなづけます。まずその秋の段階まで上位をキープするべくナインの切磋琢磨を期待したいですね☆
完封したけりゃすればいいし、100球で降りたきゃ、降りればいいと思います、僕は。
7回無失点降板、美しいじゃないですか!
リリーフ陣打たれる、笑えるじゃないですか!
ノムさんぼやく、愛らしいじゃないですか?
がんばれ!岩隈!
チームがチームであるなら、みんなで補いあっていってほしいですね。
岩隈もWBCの疲れなどをまだ完全にクリアにしていないだろうし。
お寒い中継ぎ事情なのは百も承知ですが、こういうことをきっかけに是非奮起してほしいところです。
怒るならむしろ、交替したとたんに4点差を追いつかれた不甲斐ないリリーフ陣と、そのリリーフ陣を選んだ自分の采配に怒るべきでしょう
これが9月ぐらいなら分かりますが、4月ですからね。
実際 岩隈は‘肩が張って来たから’とコメントしてます。
なおMLBでは故障上がりは100球どころか80球ぐらいで収めてます。
まぁ岩隈は野村体制が続いていたらFA移籍するのではと思ってます。
>なにわのヒバゴン様
まさしくその通り。
野村監督は自分の現役時代のやり方が全て正しいと
思っている種族ですよ。
ちなみに稲尾和久を4連投させた三原脩は‘あの4連投は作戦などと言うレベルではない、稲尾で負けたら
ファンは納得してくれるから’と4連投を否定してました。
好スタートを切ったGEだからこそ、エースは大事に使わないといけないのですけどね。
>クリエ様
いらっしゃいませ、初めまして。
昔なら監督の言う事に絶対服従でしたが、そもそも
それがおかしいですよね。
だってプロは個人事業主ですから、監督は絶対にケガでシーズンを棒にふらせてはいけません。
とはいえ野村は伊藤智仁や岡林を潰してますから、
岩隈はその轍を踏みたくないのでしょう。
>サラダ様
いらっしゃいませ、初めまして。
そこなのですよ。
エースが7回まで無失点でしたが、打線も不調の新垣から4点しか取れなかったしリリーフの不甲斐なさの方を責めるべきなのに自分の指導力のなさを満天下に晒している感じですよね。
>Unknown様
再生工場ともてはやされて悦に入ってますが、GEで
一場を潰したように好き嫌いがハッキリしてますからね。月見草氏は・・・・
1人も抑えられないリリーフという方が考えものだと思うのですけど、そうは思わないところに日本野球の異常性がありますよ。
大監督・野村氏ゆえに絶対服従を提唱するのでしょうか。それでも南海時代は江夏を、ヤクルト時代は高津を守護神に育てるなど投手分業性の重要さは身に染み付いているのでは‥と推測できますよね。年々レベルアップを見せている楽天だからこそ、中継ぎ、セットアッパー、クローザー陣を連日投げ込ませることで役割分担の重要さを意識させ、勝利に貢献させることで自信を植え付けるのも首脳陣の役割だと私は思います
分業性であってもプレシーズンになればダルも涌井も当然完投するケースは出てくるでしょう。岩隈同様、エースは自分の置かれている立場は十二分に理解しているはずですよね‥☆
それが投げ込み派の佐藤義則が今年からピッチングコーチになってますからね。
岩隈と正反対の価値観になるのでは?と思ったりしてます。
岩隈も9月なら先日のような事はないと思うのですけどね。
まあ、投げ込み派の 佐藤コーチでも故障歴のある岩隈に投げ込みを命ずるほど馬鹿ではないでしょう。 本人のペースに任せていると思いますがね。 いずれにしろプロの域のことなんで、素人には分からない部分です。 野村監督のボヤキもマスコミ向けのリップサービスだと思いますがね。 選手も了承しているのではないでしょうか。 闇雲に選手を批判するアホでは決してないでしょう。 楽天内部で不協和音は聞こえるなんてあまり聞きませんからね。 余談ですが、ホークスの投手で制球力が全く無いのに投げ込みもやらない投手が一人居てますね。 楽天に預けて再生してもらえませんかね (笑)
人によりけりだとは思いますが、故障明けの岩隈に多くの投げ込みはダメかと思ってます。
96年に仲田幸司を潰した尾花は、手術明けの仲田に
200球の投げ込みをさせてましたよ。
一概に言えませんがMLBの投手の寿命の方が遥かに長いのは‘肩は消耗品説’を証明しているかと思います。
>なにわのヒバゴン様
確かに佐藤コーチは人柄はよさそうですよね。
投げ込みには賛否両論ありますが、走り込みは絶対必要だというのは日本だけでなくMLBでもそうのようです。
ある米国スポーツ誌は、松坂投手がレッドソックスと正式契約を結ぶためのMRI検査を行った際、右肩や腕が無傷だったことを紹介しています。
松坂投手は西武時代にキャンプで1日に300球以上投げ込んでいたのにもかかわらずです。
加えて上記の誌は、「松坂投手はアメリカンナイズされなければ、うまくいくだろう」という声も紹介してます。
米国に渡ってパフォーマンスが下がっているのも、そこに原因ありと思いますがね。
自分が納得出来るまで投げ込みが出来ない歯痒い面もあるのでしょうか?
まあ松坂投手はケアも十分過ぎる程行っているそうです。
こればっかりは本人の自覚の問題ではないでしょうか。
岩隈投手に関しては WBC明けの開幕戦も65球だったし、その後も結局は無理させてないのだから、こーじ苑さんが野村監督の人間性を否定するまで怒らなくても よいのではと思いますがね。
野村監督については否定はしませんが、1-0が理想という思想は時代遅れだと思ってます。
野村監督の著書も何冊か購入してますから彼の事は理解しているつもりです。
ただ92年の神宮での試合中に荒井幸雄を観客の前で殴打した頃から、あまり感心しなくなりました。
田中が4連続完投の代償?として右肩の張りが取れないそうで登録抹消となりました。
どうしても伊藤智仁や岡林などの前例がありますからね。
野村監督の時代とは選手の基礎体力などが違いますから。
松坂についてはhttp://number.bunshun.jp/mlb/column/view/3747/
にある通り、学生時代からの投げ過ぎが影響しているという説もあります。
まぁいろんな見方がありますので最終的にはプロなのですからプロセス関係なし、結果が全てでしょう。
接戦をモノに出来ることが多いチームは攻守のバランスがよく、センターラインもしっかりしてますよね。
理想というより、基本というべきでしょうか。
何時も1:0で勝てればよいなんて考えてはないでしょう。
最近の夏の甲子園を見ると1-0で決まる試合というのは珍しいです。
そういう試合をやってない選手がプロになるのですから、点の取り合いというのが主流になります。
高校野球でも1-0で勝つ野球を是とする広島商の苦戦ぶりが時代の流れから取り残されている事を示していますよ。
野村監督はNumberのWBC監督に関するインタビューで
‘1-0で勝つのが理想’と言ってました。
キャッチャーが城島ではなく細川で、ローテの中心が松坂ではなくダルでという形では優勝は無理だったと思いますよ。
ちなみに某新聞の‘どんな野球が好みか?’という
読者アンケートで上位が‘攻撃的な野球’‘スピーディーな野球’で、ワーストは‘緻密な守り重視の野球’でした。
‘監督の采配が堪能できる野球’というのもワースト
3位でしたよ。
強いチームは基本が しっかりしていると いうことを言いたかったのです。 総合力が高ければ、1:0で勝てることが多い。そう言ってるだけですが、話を勝手に展開させないでください。攻撃重視で打力があり守備が苦手な選手を我慢して使うのも 結構ですが、守りの 基本も出来てない選手を起用するほどプロも甘くないでしょう。
高校の段階から守備を甘くみること事態問題とおもいますがね。
私らの時代から比較すると今の高校生の 守備は酷いもんです。昔みたいな“地獄の 千本ノック”は無駄なトレーニングだと おもいますが、基本的な動きを納得するまで教えることは大事でしょう。
折角、非凡な打力が ありながら守備が全く使えるレベルではなく、育成に時間が かかるのも残念な話ですな。
ヤンキースの2塁手ロビンソン・カノーは一昨年から使われ始めましたが、守備は日本の高校生より酷かったですよ。
それが1年ガマンして使っていると見事に上達しました。
ライオンズの中島や中村など現在の主力選手が、そのクチです。
高校野球が遊学館に代表されるように打撃練習をノック代わりにするようなチームが主流になっている現在、守れなくても打てる選手を優先させる路線で育成する方が現実的ですよ。
MLB方式を最も取り入れているのが高校野球なのですから。
体格は良くなっても 基礎体力が低下してるというのも頷けますね。
西武の中村や中島、そして ソフトバンクの松田が荒削りなのに、ある程度守備の不味さに目をつぶって起用されてましたが、彼等は鍛え上げても耐えられる体力があるからこそということらしいですよ。
最近の高校生は基礎的な動きに体力も劣ってきてるそうですから、一人前になるまで以前より二年ぐらい遅れるそうですよ。
基礎的なものがなってないのに、形だけプロの真似事も考えものですな(笑)
最近の高校生の基礎体力のなさは、車社会の現在やむを得ないところがあります。
ならば それに合わせた指導法があるはずで、長嶋
監督は93年に復帰したときに‘79年の伊東キャンプのような猛特訓をしたら今の選手は壊れる’と伊東キャンプのような猛特訓をやるよう進言した中畑の意見を退けたそうです。
もっともバッティング練習と練習試合中心のMLB方式の鍛え方が増えてから、日本の野球レベルは一気に上がりました。
野茂以降はバッティング練習と練習試合中心で鍛えた世代ですからね。
高校時代に守備練習中心だった世代が多かった80年代までは物見遊山気分で来日したメジャーリーガーに歯が立たなかったワケですから。
それより食生活に着目したほうがよろしいでしょう。
しかし何度も言いましたけど、誰が地獄の特訓を賛美すると 言ったのでしょうか?
いい加減にしてくださいよ。(笑)
あっそうそう、平安高校の監督は「我が校の練習はキツいが 大阪桐蔭ほどではない」と言ってたよ。
平安の監督懐かしいですね。
あの監督になって平安も復活しましたのでね。
そういえば平安OBも桧山以降はプロで活躍した選手は記憶にないのですね。
ビッグマウス川口が思ったよりダメでしたので。
もっともオリックスの無能なコーチに潰されたという話もありました。
体力不足といえば大下がヘッドコーチをしていた広島が休日なしの猛練習をやらせて故障者続出という笑い話にしかならない事をやったのを思い出しました。
‘ケガをするのは体力がないからで、そのためには1年中猛練習をするべき’と言ったのはギャグとしか思えませんでしたよ。