レッドソックスがア制覇=上原、優勝決定シリーズMVP―米大リーグ(時事通信) - goo ニュース
今日ボストンのフェンウェイパークで行われたアメリカンリーグのリーグ優勝決定
シリーズで3勝2敗で王手をかけて臨んだボストンが、デトロイトに1-2とリード
された7回裏にビクトリーノの逆転満塁HRで5-2として最後は上原が抑えて
Wシリーズ出場を決めると共にリーグ優勝決定シリーズで1勝3セーブを挙げた
上原浩治が日本人初のMVPに輝いた。
デトロイトでのG3では4アウトをG5では5つのアウトを取った時に上原は疲労
困憊で‘疲れた、休みたい’と語っていたが、表情は充実感に溢れていた。
基本的に日本にいた時から気持ちで投げるタイプだったので、やりがいのある
仕事を与えたら最高の仕事をするだろうと思っていた。
思えばジャイアンツ時代の04年オフにポスティングでのMLB移籍を望んだものの
球団から許可されずに そこからケガも増えたのでマスゴミは上原限界説を垂れ流
していたしMLBでも最初はパッとしなかったため いつ戦力外になるのかと思われて
いた。
それでも徐々に成績を上げて行き昨年はテキサスで活躍すると今年ボストンに
移籍した理由が‘自分を最も必要としているチーム’というのが、いかにも上原らしい
ではないか!
というわけで当初は中継ぎだったのが徐々に実績を積み重ねて行き遂にクロー
ザーに昇格するとリーグ優勝や地区シリーズを勝ち抜いた瞬間にマウンドにいると
いうクローザー冥利に尽きる瞬間を迎える事ができた。
やはり上原のように自分を最も必要としてくれるチームに入る事によりモチベー
ションが最大限に上がった形で、ここまでの活躍をすれば来年38歳という年齢的な
衰えも感じられない。
それを考えると選手にとって気持ちよくプレーできる環境が いかに大事かという
事が分かるのだ。