ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
09選抜高校野球を振り返ると
清峰が長崎県勢初の優勝で終わった09選抜高校野球だが、今大会を振り
返ってみると・・・・・
清峰はエースの今村が5試合を1失点という安定した投手力が原動力だが、
2回戦の福知山成美戦以外は7安打以上を打っている打線にも注目したい。
かつては好投手を擁する公立の普通校といえば基本的にエースが4番を
打つなどチームの大黒柱というイメージがあるが、少なくとも清峰は今村の
ワンマンチームという感じはない。
面白いのが毎試合1本・5試合で11本の長打を打っているし、ホームランも
2本出ている。
1-0で勝った2試合とも2ベースが勝敗の決め手になっているのだ。
準優勝の花巻東もヒットが最も少なかったのは2回戦の6本で、2桁安打が
2試合あるしファイナル以外は長打が含まれているのだ。
かつて江川卓がいた作新学院のようなチームでは勝ち抜けなくなっている
のが分かる。
目立ったのが今大会の試合時間。
最も長かったのが福知山成美-国士舘の3時間17分で、31試合中3時間
ゲームは1試合のみ。
開幕戦の倉敷工ー金光大阪戦は延長12回まで戦い11-10という激戦
だったが、これでも2時間57分と3時間以内で終わっているのだ。
反対に1時間台の試合が18試合あり、うち1時間30分台は4試合もあった。
これは打者が早いカウントから打つ傾向を表している。 考えてみると今時
ストライクを取るのに汲々とする投手では甲子園出場すら厳しいから四球
狙いの待球戦法は あまり意味がない。
しかも投手に球数を投げさせて疲れさせようとしても最近は同じ力を持って
いる複数投手制なので、あまり意味がない。
ならば打ちやすい球が多いファーストストライクを打っていく方が、ヒットが
出る確率が高い。
それで試合のテンポがアップしているのではないかと思われる。
ところで昨年の選抜のベスト4は千葉経大付以外は全て夏は予選敗退して
いる。
昨年の選抜もベスト4の4校は好投手を擁するチームだったが、夏の予選
すら勝ち抜けなかったのは攻撃力が進化しなかったのもあるだろう。
やはり夏の甲子園で勝ち抜こうと思ったら好投手だけでなく攻撃力の
レベルアップが必要不可欠だという事だろう。
« さあプロ野球... | この時期にイ... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |