凄過ぎる投手は故障のリスクが高いという事が理解され始めた

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20220417-0291

　昨日ZOZOマリンスタジアムで行われたマリーンズーファイ
ターズ戦で先週バファローズ相手にパーフェクトゲームを達成
した佐々木朗希が、昨日も8回までパーフェクトに抑えていた
ものの球数が102球に達したため降板となった。

　試合は延長10回にファイターズがPH万波中正のHRで挙げた
1点を守り切り1－0で勝ったので、本来なら余計に佐々木が最
後まで投げていればという話も出てきやすいのだが多くの評
論家達は‘勝たせてやりたかったけど’という一方で井口資仁監
督の措置そ肯定的に捉えているのが目に付いた。

　それにしても佐々木の投球は凄まじく17イニング連続でラ
ンナーを出してないなど、こんな投手は出て来ないのではな
いかと思われる。

　とにかく速球が160㌔を連発しフォークも150㌔台というの
だから打つのは大変だが、一方で体の負担も尋常でないと思
われるので取り扱いは細心の注意が必要になる。

　以前も記したように高校時代から大船渡の国保陽平監督も
批判されたが決勝戦に出場させないなどの措置を取ったし、
マリーンズ入団後も1年目は登板させずに体力作りを優先さ
せ細心の注意を払って育成していた。

　だからこそ先週のパーフェクトゲームを達成する事ができ
たのだろうし、何よりも故障さえしなければ凄い投手という
のを証明したわけだ。

　先週パーフェクトゲームを達成した時の投球数は105球で
今回の投球数も8回まで102球だから、ここで降板というのも
ケガ無く1シーズン乗り切るためには大事になる事だと思う。

　凄過ぎる投手は壊れやすいので細心の注意を払って起用
する必要があるという事が常識になってきていると思うのだ。