高校野球・福岡県予選組み合わせ決まる

今センバツ8強の福岡大大濠、初戦は純真/福岡

 7月8日に開幕する今年の福岡県予選の組み合わせ抽選会が今日
行われた。

 今年の参加校は134校で選抜では福大大濠と東海大福岡の2校が
秋の九州大会ファイナリストとして出場し大濠は滋賀学園との延
長15回引き分け再試合の死闘の末に、東海大福岡は清宮幸太郎を
中心とした強打の早稲田実に打ち勝つなど活躍して2校がベスト8
進出するという快挙を達成した。

 この勢いで夏に挑んで欲しいものだが福岡県からは枠が1校のた
め選抜出場校のいずれかが出場できないのだが、組み合わせを見
ると大濠はAパートで東海はEパートだから決勝まで勝ち進まない
と対戦はない。

 とりあえず両校以外の有力校は夏4年連続出場を目指す九州国際
大付や、春の県大会優勝の九産大九州に準優勝で強打が売り物の
西日本短付あたりまでが有力校だろうが一筋縄では行かないのが
福岡県予選である。
 
 組み合わせを見ると大濠がいるAパートはベスト16では順当に行
けばシード校は八幡だしベスト8もシード校が福島や小倉工ならば
勝ち進める確率は高いし、順当に行けばベスト4は確実で準決勝で
待ち構えるのは前年ベスト4の真颯館や例年通りにレベルが高い飯
塚などがいるものの総合力では大濠の方が上だろう。

 一方の東海大福岡は同じパートでは折尾愛真や祐誠に福岡第一
辺りが難しい相手になると思われるが、とりあえず選抜で好投し
た安田の力からすると何とか突破するだろう。

 問題は順当に行けばベスト8で西日本短付、ベスト4で九国大付
あたりが待ち構えるわけだから安田に代わるもう1枚の柱ができ
ているかが問題だろう。

 とりあえず大濠の方は組み合わせに恵まれたのでエースの三浦
だけでなく1年の星野をはじめとした控え投手にもチャンスを与え
ながら勝って行く必要があるし、東海大の方は打力のレベルアップ
という課題をどこまで克服しているかというのが春夏連続出場への
カギになる。

 つまり今年の福岡県予選を勝ち進むキーワードは控え選手層の
充実が必要不可欠である

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