ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2軍だがジャイアンツが田川にやって来て40年
今から40年前の今日80年5月4日にプロ野球イースタンリーグの
ジャイアンツ―ライオンズ戦が私の地元・田川市民球場で行われ
我々、西田川高校の野球部がボールボーイだけでなく試合前の両
チームの練習サポートをした日である。
今にして思うと私が所属していた西田川よりも田川の方が格上で
夏は甲子園にも行っているので、よくぞウチにこういった役割が回
ってきたと思ったのだが。
試合当日は朝から晴れており我々西田川の野球部員は8:30から
球場に集合して準備していると先にホームのジャイアンツが到着し、
岩本堯2軍監督から‘おはよう!’と挨拶され大いに感激した。
ウォームアップから始まってバッティング練習が始まると外野に
行って球拾いをするのだが、この球場は当時センター122m両翼が
98mと甲子園よりも広かったのでバッティング練習では柵越えが
殆ど見る事ができず改めて球場の広さを実感したのだった。
やはりプロの練習は流れるようにスムーズに進むのが印象的で、
やはり田舎の高校野球の練習とは違うと感心したのだった。
13:00から試合が始まったのだが試合前のセレモニーでこの年
から市長に就任した滝井義高市長が長々と挨拶をしたため場内は
‘いいかげんにせぇ’的な雰囲気になっていたものの、我々としては
試合が早く終わると帰って練習なので少しでも長い方がいい事か
ら痛しかゆし。
試合はライオンズが5-0ぐらいで完封勝ちしたのだが目当ての
赤嶺賢勇はリリーフで登板したもののストレートが意外に遅く下
位打者に粘られていたのに対して最後に登板した浅野啓司の球が
ムチャクチャ速かったし、打者では4番を打っていた原田治明が2
安打を放ち打線がつながらなかったジャイアンツの中で唯一気を
吐いていたのが印象的で1軍は違うと実感したのだ。
試合終了後はバスでジャイアンツの選手達が引き上げていたの
だが、ウチの女子マネが窓際に座っていたルーキーの岡崎郁にサ
インを頼むとしっかり書いてくれていたものの岡崎が先輩方から
文句を言われていたようで少しばかり気の毒だった。
当時TVでしか見た事がない選手達を間近で見られたのは凄い
幸運だった。
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