かつて なかなか勝てない相手だったカナダ&アメリカ

 先日熊谷ラグビー場で行われたパシフィックネーションズ
ップ予選プール2戦目で日本はアメリカに41ー24で快勝し、現
地時間8月25日にバンクーバーで行われたカナダ戦に続いての
連勝で予選プール1位を決め15日のサモア戦に臨む。

 試合は開始早々PGで先制するとニコラス・マクカラン、サナ
イラ・ワクァ、原田衛のT&Cで24点を挙げ24ー10で折り返すと、
後半もディラン・ライリーとマロ・ツイタマのT&CにPGでリー
ドを広げ後半のアメリカの反撃を2T&Cに抑えて快勝となった。

 とりあえず北米勢のカナダ&アメリカに連勝となったのだが、
第1期エディ体制前はこれらの国に勝つのも至難の業だったのを
考えると隔世の感に堪えない。

 アメリカとは第1回W杯最初の相手であり互角の相手と思われ
ていたが5本あった正面のゴールキックをことごとく外したあげ
く18ー21で敗れたのを皮切りに、第5回では休養日明けのアメリ
カに中3日で対戦し26ー39で敗れているし96パシフィック・リム
選手権でホームでは24ー18で勝ったもののアウェーでは5ー74で
惨敗するなどエディ・ジョーンズ体制になるまでは大きく負け越
していた。

 またカナダ戦も前述した96パシフィック・リム選手権でホーム
&アウェー共々18ー45&30ー51で連敗するなど格上のチームで、
97年に平尾誠二が監督に就任して初めて勝った相手がカナダだが
金星といわれていたぐらいの相手。

 このカナダにもアウェーで55点も取って快勝しているのだから、
日本がレベルアップしている事が分かるのだが強化の手を休めると
たちまち元の木阿弥に戻る事だけは忘れてはいけないだろう。

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