ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
09選抜高校野球・第7日
今日の見どころは第1試合。
清峰の今村と福知山成美の長岡という好投手同士の対戦だ。
気がかりなのが長岡が前の試合で足を痛めていたこと、ここ数日寒いの
で故障を再発させなければいいが・・・・
あと第3試合に登場するPLの注目の強打者・勧野が評判通りのバッティン
グを見せるかどうか?
第1試合:清峰 1-0 福知山成美
国士舘戦の延長14回から足を痛め途中交代して心配された福知山の長岡
だが、1回表に1番からヒットを打たれた以外はバントも失敗させ4回まで
ノーヒット 四死球も無しという好投を見せる。
初戦で前半にヒットを打たれていた今村は3回まで毎回ランナーを出すが
バントを失敗させるなど危なげない。
4回に先頭の4番から2ベースを打たれてノーアウト2塁のピンチを招くが
5番にバントをさせず三振、直後に6番からレフト前ヒットを打たれて1・3塁に
なる。
ここでも7・8番を連続三振で凌いだ。
5回に清峰は先頭の6番が2ベースで出塁すると7番がバントで 1アウト3塁
のチャンスで8番がカウント0-3から1-3にした後にスクイズを仕掛けて
成功。
この1点が決勝点になった。
福知山も8回以外は毎回ランナーを出すがバントをことごとく失敗し、
チャンスを広げられず9回にも2アウト3塁まで追い詰めるが 8番・長岡の
ライトへの痛烈な一打はライト正面で試合終了。
今村が8安打11奪三振だったのに対し、長岡は僅か89球で清峰打線を
4安打無四球に抑える好投だったが 打線がバント失敗などでチャンスを
広げられなかったのが悔やまれる。
結局4回裏と5回表のノーアウト2塁で得点できなかった福知山と得点した
清峰の差が出た試合だった。
第2試合:開星 3(10回)4 箕島
1回表に箕島は1番がヒットで出塁するものの2番がバント失敗するなど
先制できず、その裏に開星は3ベースで出塁した1番を2番の犠牲フライで
返して先制する。
2回箕島は2アウトからエラーで出塁した7番が盗塁し8番の2塁へのタイム
リーで追い付くと、その裏に開星も1アウト2塁から1番が2ベースを放ち
すかさず勝ち越す。
4回に下位で作った1アウト1・3塁から9番のスクイズで追い付いた箕島は
5回には1アウト1・2塁からPゴロで併殺を焦った2塁手の悪送球で勝ち越す。
逆転された開星も6回に1アウトから2ベースで出たランナーが送球エラー
で追い付き、10回以外は毎回ランナーを出して押し気味に進める。
その開星の攻撃を凌ぐ箕島は6回以降ランナーすら出せなかったが 10回
に先頭の5番が2ベースで出塁するとバントで1アウト3塁から7番が左中間
に落として挙げた1点が決勝点となった。
箕島が9安打に対し11安打を放った開星打線だが、1回に先制した後の
1アウト満塁や2回にも勝ち越して1アウト2塁のチャンスで得点できなかった
のが痛かった。
ここで追加点を挙げておけば一気にペースを握れたのだが、反対に言え
ば箕島の粘り勝ちだろう。
第3試合:PL学園 1(10回)2 南陽工
初戦で西条打線を5安打完封したPLの左腕・中野は この日も絶好調。
12三振を奪う好投で南陽工打線を9回まで死球で出したランナー1人、
これも盗塁失敗だから2塁を踏ませず残塁すら0だった。
中野を援護したいPL打線は南陽工の岩本を攻め6回まで毎回ランナーを
出すものの得点できず。
特に5回に1アウトから1番が3ベースで出塁した1アウト3塁で2番と 3番が
連続三振に倒れたのが痛い。
結局9回まで南陽工打線をノーヒットに抑えながら延長に入り迎えた
10回表、1アウトから2番に初ヒットを打たれると2アウト後4番のヒットで1・2
塁から5番がセンター前に打ち返して先制すると、なおも2・3塁から 6番の
レフト前ヒットで2点を先行する。
その裏PLも2アウトから3番のPHが1・2塁間へヒットを放って出塁すると
4番が歩いた1・2塁から5番がタイムリーで1点差に追い上げ、なおも1・3塁と
するが6番はカウント1-3からセンターフライに倒れ試合終了。
PLにとって悪夢のような負けだ。
とはいえ思い出されたのが21年前の宇部商。
やはり2回戦で中京の木村からパーフェクトに抑えられていたが、0-1で
迎えた9回に1アウトからヒットが出ると2アウト2塁から逆転2ランで逆転勝ち
した。
同じ山口県勢だし毎回のピンチを凌いでいたので‘ひょっとして’と思ったら
10回に本当に点が入ったのには驚いた。
南陽工の岩本は初戦も9回に2アウト2・3塁から凌いだが、今日も最後の
場面は2アウトから1・2塁間のゴロをヒットにしてリズムを崩して1点差になり、
絶対にやってはいけないカウント3ボールまで行きながら粘ったのだ。
まさか故・津田恒美の魂が宿ったわけではないだろうが、
そう思わせるような最後の場面だった。
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初戦も7安打されながらも完封してましたよね。
この日に登場したPL、箕島、南陽工は昭和が黄金期。清峰、福知山成美、開星は00年代に頭角を著してきた新鋭校。マスコミが「古豪箕島」と紹介する度に少しノスタルジックな気分になってしまいますね(年齢を感じて。。。)
延長では負けないのが箕島ですし、星稜戦、明徳戦、吉田戦なども全て延長で4‐3の勝利です。尾藤イズムは今も受け継がれているのかな‥と不思議な思いでTV観戦していました
おっしゃる通り、PL中野はまるで88年の中京・木村と同じ崩れ方だった気がします。一本のヒットで甲子園のムードが一変しましたからね。ピンチを切り抜けた岩本投手の粘りのピッチング。。。「ツネゴン」津田さんの魂がきっと彼に乗り移ったのでしょう。岩本投手のフォームや表情を見ていて、甲子園時代の津田がオーバーラップしましたから‥。ミラクル宇部商の山口県勢、昨年春は下関商が履正社にサヨナラ負け。なつかしの南陽工が大阪勢にリベンジしたのは嬉しい気もします
8強での清峰と箕島が対戦。新旧の強豪対決で興味深いですね。大物食いの清峰が有利かと思いますが、センバツで驚異的な実績を誇る箕島だけに好勝負を期待したいですよね
長岡投手のいい福知山成美は夏も京都の本命に挙げられるでしょう。個人的には龍谷大平安に新校名として初登場してほしいですけどね。センバツに出ていない名門私学は夏へ向けてパワーアップの日々なのでしょうか‥☆
3試合ともに1点差のゲームでしたね。
清峰、今村ランナー出しながらの完封勝ち。
福知山との対戦がヤマと思っていました。
ベスト4が見えてきたかな。
PLが南陽にまさか敗れるとは。
ビバゴンさん、私は四国の出身ながら古くからの
平安大好き人間です。伝統のユニフォーム姿を夏には見たいですね。
はじめまして、これからも宜しくお願いします。京都は新旧いろいろなチームが甲子園を沸かせましたが、99年春に左腕川原で初出場した丹後半島の峰山高校は今思うと快挙だったんですね。今回で福知山成美が夏春連続で出ましたので、この夏は伝統校にも頑張って欲しいです。原田監督は自ら平安ファンと答える熱血漢で、校名変更について尋ねられると涙でおえつを漏らされていました
夏の平安となると、服部投手が東北ダルビッシュと投げ合い惜敗した03年が最後なので、そろそろ出場して欲しいですね☆
昨秋の明治神宮大会で斉藤佑樹のピッチングを見て
参考にしたそうですよ。
つまりランナーが出るまでは軽く、出てから全力という賢い投げ方ですね。
渚クンが最もできないスタイルです。
>なにわのヒバゴン様
確かに箕島は古豪ですね。
古豪というのは‘昔は強かった’という決して嬉しくない表現ですからね。
明日の清峰戦は新鋭対古豪という表現がぴったりですね。
南陽工が菊池を攻略できれば本物でしょう。
>さくらい様
昨日は3試合とも面白かったです。
反対に今日は3試合とも今ひとつでしたね。
特に第2試合は興南が出た方が面白かったと思いますが、早実相手には厳しかったでしょうね。