大分と福岡・ここまで違うとは・・・・

 Jリーグの大分トリニータが強い。
 昨日行われたJ1の26節を終えて14勝6分6敗で勝ち点48を挙げ遂に
暫定とはいえ首位に立った。
 更に平行して行われているJリーグカップでは、ファイナル進出を決め
ているのだ。

 03年からJ1に昇格した時は正直‘何シーズンJ1に残留できるのだろ
うか?’と思っていたぐらい経営規模が小さかった。
 実際、最初の2シーズンは13位と14位で辛うじて残留したに過ぎず前途
多難を感じさせた。
 ところが05年の途中に現監督のペリクレス・シャムスカが就任し、最初の
試合で浦和に2-1で勝ってチームに弾みが付いた。
 このシーズンを11位で終え、3シーズンの中で最高の成績となった。
 その後も徐々に力をつけ、チーム生え抜きの梅崎司や高松大樹、西川
周作といった若手が代表に選ばれるなど上昇カーブを描いていた。

 それに引き換え福岡である。
 地元のクラブチームから力をつけてきた大分に対し、藤枝から誘致して
きたというのが そもそも福岡の関係者にチームに対する温度差がある
ように思える。
 考えてみればJリーグが発足して九州で最初にJに参戦した鳥栖に対抗
するように誘致された感が拭えない。
 96年からJ1に昇格したのだが、当時の川淵三郎から‘できれば地元の
クラブから昇格するのが理想’
と言われていたのを思い出す。

 J1勝昇格当時は運営資金が大分より上だったにも拘わらず、

素人の無能経営者による運営でチームは低迷。

 成績もJ1残留がやっとという惨状で一時期は‘落ちないクン’などという
キャラクターで悦に入っていた
が そもそも自慢できる事ではなく、01年に
J2に降格し06年に一旦J1に昇格したものの1シーズンで降格し監督人事
などで迷走しているのは前記した通りだ。

  まぁ大分にはプロ野球チームがないというアドバンテージはあるだろう
が、その分 福岡よりも都市規模は小さいのだから福岡に対してアドバン
テージどころかハンデ付きなのだ。 

 地元のクラブチームを強化し県リーグから徐々に力を付けていき、
J2では99年・00年と2年続けて2位との勝ち点差が僅か1で3位に終わり
苦労してJ1に上がった大分に対し、他の地域から移籍してすぐにJ1に
上がった福岡との差ではないか。
 やはりJ1に対する経営陣の真剣味が違うと思われる。

 つまるところは経営陣の能力差が

モロに出ているとしか思えない。 

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
そうなんですよね (サラパパ)
2008-09-24 22:59:54
福岡は経営陣が酷すぎます・・・
チームを強くする気があるのかな?と
いつも思っています。
サポーターに失礼
以前は、博多の森に足を運んでいましたが
今年は応援するのが馬鹿らしくなってきました

大分
頑張っていますよね
地方のチームが頑張る
いいことだと思います
大分ですからなかなか有力な
企業がないとは思いますが
優勝目指して欲しいです

浦和には負けて欲しくないです
 
 
 
そう思われるでしょう (こーじ)
2008-09-24 23:51:48
>サラパパ様
 やはり大分の社長は役職を辞めて運営に専念しているのが凄いです。
 たしか高級官僚だったようですね。

 それに引き換え福岡は天下りの無能社員で運営しているというのがよく分かりますよ。

 まぁ最終目標は3位ぐらいでしょうか。
 
 
 
全くです (サラパパ)
2008-09-25 06:32:13
天下り・・・
この言葉がある限り
若者のチャンスをなくしているような気がします

政治も経営者も若返りを図って欲しいです

 
 
 
そうなのです (こーじ)
2008-09-25 23:36:42
>サラパパ様
 やはり天下りというのは、最悪な言葉です。
 お役所仕事ではプロを管理できません。
 
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