‘日本人1位’ではなく‘東京マラソン4位’の前田和浩

前田、世界選手権代表確実に=2時間8分0秒、日本勢最高の4位―東京マラソン(時事通信) - goo ニュース

 今夏に行われる世界陸上の男子代表選考レースとなった東京マラソンはトラック
のエース・佐藤悠基や元祖山の神といわれた今井正人らに注目が
集まったが、
30㌔過ぎにスパートをかけたケニア勢に付いて行けずに脱落
して一昨年の世界
陸上代表だった前田和浩が2:08のタイムで4位になって
代表入りを確実にした。

 マスゴミは例によって‘前田2時間7分台に1秒及ばない日本人1位’と言うの
だが、個人的には‘ダメだ こりゃ’である。


 というのも今回のレースは強風下で行われたからかペースメーカーもスロー
ペースで走っていたのだが、予想通り30㌔を過ぎてペースメー
カーが外れると
ケニア勢が満を持してスパートをかけたのに対し日本勢は
付いて行けずに置いて
行かれたのだった。


 とりあえず40㌔を過ぎて前田が7位から5位に上げたのだがトップ3に入るはず
もなく、優勝したデニス・キメットから1分以上離される完敗
だったのだ。

 どうにも もどかしいのが30㌔までスローペースで進むとペースメーカー達が
外れると同時にケニア勢がペースアップするのに日本人選手は付いて
行ける
確率は低いにも拘らずアテネ五輪の野口みずきのような早目のスパー
トを仕掛
ける姿勢が全く感じられなかった事。


 つまりケニア勢に勝つよりも日本人1位に拘るという負け犬根性全開のレース
運びをした末の順位なのだ。


 スピードでケニア勢に勝てないなら川内優輝のようにスパートの駆け引きで
勝負するしかないのに、そういう姿勢を全く見せずに なす術なく
遅れていくと
いうレース展開を何度見てきた事か!


 結局 期待された日本選手は今井が2:10も切れずに11位、佐藤は31位と
惨敗したのだから駅伝に出場したり長期合宿で走りこみをするヒマがあったら
数多くの賞金レースを転戦して駆け引きを体験するべきだろう。


 

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